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チラシの裏 3枚目
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だが敵はどんどん現れる。
「…ビビちゃんにはここらに残ってもらうしかないわね」
現れたスケルトンの頭蓋を砕き
「それって、お荷物ってこと!?それ酷いよあずさ。」
スティンギーの羽をオーガニクスで斬り落とし
「ビビだって黒魔道士以外が相手なら戦えるもん!」
黒魔道士の胴をオーガニクスで真っ二つに。
「…それなら聞くわ。どうして黒魔道士なら戦えないの?」
スティンギーへ槍を投げ、落とし引き抜く。
「…それくらいわかってよ!自分と同じ形をしていて、操られてるんだよ!?ビビは戦うの辛いと思うよ!」
スティンギー3体へオーガニクスを投げ、散らす。
「ここにいるスケルトンも操られたモンスターだし、それならもし操られたブルメシア兵と戦うことになった時
ビビちゃんはブルメシア兵は殺せるわけね?」
スケルトンへ向け、槍に刺さったスティンギーを振り払い、投げてぶつける。
「…それは」
美希も黙る。
「命は命で…敵は敵です。操られていても、それがどんな形をしていても」
そんな美希の背後に飛んできたスティンギーを槍で串刺しに。
「……でも、ビビは子供だよ!?」
「そう、子供ね。戦場はそんな子供が来るところじゃないわ。引き返すこと
あなたにそんな辛い戦いは無理でしょうからね…」
「次にモーグリがいたら結界でも張ってもらって、そこに避難させましょう」
黒魔道士3体に対し素早い動作で突く、引くを繰り返す。
「これでも大甘の措置だと思いますよ?戦場ではね」
だが4体目があずさの真上に降り、両拳を合わせあずさの頭に振り下ろしてきた。
「!」
ファイア。
「……ううん、ボクも…戦うよ。 …ごめんね、あずさ姉ちゃん」
黒魔道士のローブが焼け…苦しみ悶えながら最期を迎える。
「…ビビちゃん」
「一番今するべきことは、みんなを助けるためブルメシアへ向かうことだよね
…ボクもやれるだけやってみるよ」
「やれるだけやる、ではなく…やることです。いいわね」
…あずさは先へと進む。
「…いこ…?ビビ」
「…うん!」
奥で通路を横切っていたのは、赤い髪をした蛇の下半身を持つ、扇子と剣を持った可愛らしい女性。
「…あれは『ラミア』 ギザマルーク様を守護する巫女!! …彼女達も操られていたようですね」
「なかなかキレイだけど……」
「そう言っていられるのは戦闘前だけよ美希ちゃん!!」
「!!」
顔が美希たちを向き、真っ赤な瞳が美希たちを見据えると…
「来ますよ!!」
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