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チラシの裏 3枚目
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「…誰?」
「私も全選手を把握してるわけではないのよー」
城に戻り表彰式。
ク族の一族に育てられた少女やよいがハンターの称号と、トロフィー…
そして副賞として大量の食べ物を貰って帰っていった。
「うっうー!この大陸の皆さんって親切なんですね!
ありがとうございます!」
ぺこりとお辞儀し、カエルを財布にした少女は思わずおおはしゃぎ。
「…落ち込むことないよ美希ちゃんも、ビビ君も」
「じゃあデートはしてくれるんだね?」
「……」
ドリルは何か、浮かない表情のまま黙っていた。
「…ドリル?」
「あ…何…?」
「デートだけど…」
「ダメっ!!」
「…おお、そうだ。狩猟祭も終わったこと『ブリ』だし、
これからパーティを行おうと思う『ブリ』。下の会議室で食べることにしようではないか『ブリ』」
下の会議室のテーブルには山盛りの料理。
「いっただっきまーすなの!」
「いただきます」
「いただきます」
「いただきまーす!!」
「それじゃ召し上がりましょうか」
「うっうー!」
肉に野菜、魚にパスタにデザートのフルーツにゼリーにプリンにイチゴババロアにキャラメルマキアート、
そしておにぎり。
沢山の食べ物を食べたり注文したりしながら、とにかく飲んで食べて騒いだ。
「皆さん、私からはお茶を振舞わせていただきます」
「おお、霧の大陸に轟く雪歩君のお茶か!!飲まない手はないな」
雪歩のお茶はおいしいと有名。おかげでアレクサンドリアは春香女王とあわせ
お菓子とお茶の国になってしまった。
「あふぅ…何か眠くなってきちゃった…」
よく眠る美希はいつもの通り一番手で眠る。
「大丈夫?美希ちゃん…」
「何か私も眠くなってきたよ…あふぅ『ブリ』」
「高木王が真似しても気持ち悪いの……Zzz…」
「私も眠くなってきてしまいましたー…」
「おやすみなさーい…」
「ボクも…何だか眠くなっちゃった…」
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