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チラシの裏 3枚目
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アイリスは保護され、安心かと思われた時…駆けつける者がいた。
共にドップラーとの戦いに尽力したレプリフォースの最強の男…アイリスの兄、カーネルだ。
「ゼロ!アイリスは何処だ!」
「アイリスならさっき俺が保護した…お前はどうしてここにいる。
これはレプリフォースの仕業なのか?」
友の言葉にカーネルは声を荒げる。
「お前、何を言っている!?私はアイリスを救出しに来ただけだ!
我々とてたった今到着したばかりなのだぞ!」
「…実はお前達にイレギュラーの疑いがかかっている。
武器を捨てて、同行してもらいたい」
その言葉にカーネルは激昂した。
「ふざけるな!!武器は軍人の誇り…!捨てるくらいならば死ぬ方がマシというものだ!
イレギュラーと呼ぶなら勝手にするがいい!さらばだ!」
「待て、カーネル!」
カーネルは姿を消した。
「…クソッ、このままではレプリフォース自体が本当にイレギュラーと認定されてしまう!」
そしてスカイラグーンの事件の翌日。世界中に中継されたのは…世界最強の軍隊・レプリフォースの独立宣言。
レプリロイドだけの国を新たに作ろうという、レプリフォース長官ジェネラル及びカーネルの言葉であった。
「……………。」
「兄が、独立を宣言しました…」
「知っている…。保護された身のお前はともかく、他のレプリフォースとは戦うことになるかもしれんな…」
「…そんな!やめて、ゼロ!お願いだから兄さんとは戦わないで!」
「…出撃する」
一方エックスもまた、その様子を見ていた。
「大変なことになったデシね隊長…」
エックスの目の下に、小さな男がいた。
黄色いまんまるいボディに愛嬌のある憎めない顔立ち。
「17部隊のハンターか。お前、名前は?」
「ダブルデシ!エックス隊長、宜しく頼むデシ!」
「ダブルー、貴方は早く情報の整理をお願いね」
ダブルを担当することになった、オペレーターの声が聞こえてくる。
「…それにしても大変なことになった。
イレギュラーハンターとレプリフォースの戦いか…」
後にレプリフォース大戦と呼ばれる戦いの火蓋は、こうして切って落とされたのだった。
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