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チラシの裏 3枚目
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どこからともなく、突如として白き柱が落ちた。
それは巨大な雷『サンダラ』。
カーゴシップを貫き、這う電撃。
その衝撃で、集まった三角帽子たちは皆吹き飛ばされ…
…カーゴシップから落ちていく。
次々に。
カーゴシップに積まれた積荷も…また。
箱が空中で壊れ中身を…まだ体が出来たばかりで、生まれてもいない彼らが。
次々に、命がバラバラと空へ落ちていく。その先に待つものは…。
「………あ…」
ビビは操縦室の窓から、その様子を目にした。
同じ形の、話しかけたかった、動いている同じ三角帽子の人々が……
雨あられと、まるで…虫ケラのように。
「カカカカカ、カーカカカカカカ!!」
落ちていくのを見届けるしか出来ないビビの顔は…割れた硝子によりさえぎられた。
「………」
あまりの光景。
…もう、ビビはその場に崩れてしまう。
「……ビビ君」
「ビビ殿…」
「………ビビ」
高笑いを続ける3号。
そして……
彼の怒りは、頂点に達した。
「うああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
感情のままに、駆け出していた。
「ビビ!!…ドリル、舵輪を頼んだの!!」
「えっ、でも…」
「ドリルなら出来るよ! さ、まこっさんも!…王女を守るのが仕事なんでしょ!!」
「…く、…ああ!!」
「…気をつけて!」
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