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チラシの裏 3枚目

908im@s fantasy9 第一章 第十二話 1/2:2009/11/27(金) 01:49:13 ID:7syrjvxY0
空中浮遊する黒のワルツ2号。
「くくくくく…」
カーゴシップ発着場での戦いが今始まる。


美希はシリオンを倒して見つけたミスリルダガーでスイフトアタック。
飛びあがりラッシュを発動しようとするが…
「活きのいいことだな…」

出現した時のように、一瞬の移動で回避…
「え!? ああああああ!!」
真を手から発した力で吹き飛ばす。
「う!!」
剣を地に刺し何とか止まった真も一撃を繰り出すが…
「フフ…」
真の背後に移動して波動を浴びせる。
「おおおお…!!」
「ちっ」
吹き飛ぶ間際に体を回転、何とか2号に一撃を与えることには成功する。


「………そんなに早く動いても全くブレーキをかける必要がないんだね」
「今頃気づいたか?」


「とてつもなく速く移動してるんじゃない…瞬間移動!!」
「解ったところでお前達に勝ち目などない!」

「ファイア!!」
ターゲットを2号に絞り、こちらも一瞬での攻撃…魔法を繰り出す。
「うぉ…」
2号の背が焼ける。しかし…

「…通常モデルより出来がいいようだな、
 だが…未熟だな!!ファイアとはこうやって使うものだ!!」


2号が魔法を唱えた。
それは…ファイア。


「うああああああああああ!!!」
「うっ…!」
「きゃああ!!」

辺り一面から炎の渦が吹き荒れる。
美希、ビビ、真が炎に飲まれて膝をついてしまう。


「…え!?」
ドリルはその中心。…にも関わらず、魔法の被害を受けていない。
ドリルの周囲だけが、穴の開いたように魔法の範囲外になっているのだ。


「みんな…!!」
ドリルはケアルを全体化し3人を回復。

「…ドリルも!? どうやったの、今」
「敵と同じだよ…『魔法の広範囲化』…威力は弱まるけどね。
 ビビ君が出来るかどうかは解らないけど一部の魔道士は出来るの。」

「全体攻撃に全体回復…これは勝負が長引くな!!」
そう言うと…


2号は瞬間移動、ドリルの眼前に。
「!! ひめさ」
「やめるのおおおおおおおおおおおおおおお!!」

美希は2号に向かってミスリルダガーを投げる技『テンペスト』
「な…!!」

そして2号の胴を斬り戻ってきたダガーを手に、
ぐるりと縦回転し上昇、連続で2号を斬りつける『ヴォルテックス』へ連携。
「おおお…!!」
2号を空中へ吹き飛ばした。




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