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チラシの裏 3枚目
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「うわぁ!?剣を携えた鎧の男が近づいてくる!」
「逃げろーーー!!」
カーゴシップに積み込みを行う男達は真の剣幕に一目散に逃げ出してしまい…
「ぜぇ、ぜぇ…何とか間に合った…」
真が止まったのは箱の前。
その中には、雪歩と美希が入っている。
「…ん?今この箱が動いたような…」
「おーい!まこっさん!」
「何か声がするぞ…てやぁぁあ!!!」
「何でそうなるのーーーー!」
飛びあがり剣を振り下ろす真。
「真さん!それには美希姉ちゃんと雪歩姉ちゃんが!!」
「え…」
小さい箱から飛び出したビビの叫びはもう遅く。その一太刀で二人の箱は真っ二つ…
「………あっぶないの…」
靴のつま先すれすれに剣。
…危うく、二人は斬られるところだった。
「…申し訳ありません姫様!!」
「全くもうーーー!!」
その1分後には土下座し、雪歩に怒られる真の姿があった。
…そんな、油断しきっていたとき。
突然、大気が、揺らめいた。
「……! …何か、変な気配 …!!」
と美希が言い終わるより早く気配の主は美希を突き飛ばしていた。
「あっ…!!」
腕を交差し、防御するも5mほど吹き飛ばされる。
「…1号を倒したのはこの中の誰だ?
まぁ、どうでもいい。姫様…お姉様がお待ちですよ?クックック…」
ゆっくりと上下する大きな翼、
腹の辺りまで止まり下は放たれ
脚の下まで大きく大きく裾の伸びたローブ
隠れた顔に光る目…
三角帽子。
「私は『黒のワルツ2号』 1号に代わり王女の奪還の命を受けたもの。
さあ、姫様 私と共に来てもらおうか」
「2号…!?」
「…!!! …いや、です」
「お前のような者は知らないぞ! 姫様に何をするつもりだ!」
「お前には聞いていない、アレクサンドリアの裏切り者め」
「……ねえ、君は一体…」
「こんな小さなタイプもいたのか。面白い奴らだ…まとめて相手をしてやろう…!」
雪歩を連れ去りに来た第二の刺客。
美希、ドリル、ビビ、真…メンバーは揃っている。
今度は全力で相手が出来る。
「ふふふ…私を1号と同じと思わぬことだな」
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