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チラシの裏 3枚目
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「バカめええええええ!!」
「コォッコココ!」
氷魔法、ブリザドの上級魔法…上位の魔道士のみが用いる『ブリザラ』。
「っきゃあああああああああ!!!」
美希の体の中心に現れた冷気の塊から、氷の結晶の形に、氷がグサリグサリと飛び出る。
「う…!!」
「…驚いたな、まさか……これを凌ぐとは!?」
「やぁぁあ!!」
シリオンにもう一度攻撃。今度はコアを狙い。
「コッコアァァァァア!!」
メイジマッシャーを刺すとコアの色は赤に…
「とうとうシリオンを怒らせたようだな!?
こうなってはシリオンを止めることは出来ん!!」
魔道衣の背についた羽を広げ、空へ浮かび上がる1号。
氷の洞窟の気温が一気に上がる。
氷属性の力が失われているからだ。
その力はすべて…シリオンへ。
力が…満たされる。
「さぁ、すべて押し流してしまえシリオン!!」
「ゴオオオオオオオオオオオオオ!」
シリオンが体を大きく振るい、地面に翼を叩き付けると…
「!?」
どこからか現れた氷水の壁が、一気に押し寄せてきた。
「…間に合うかな…」
美希は壁を蹴り、登る。
「何!?」
「冬道はスパイクつけないとね!!」
壁を大きく蹴り、ぐるり回転…
黒のワルツの頭上へ。
「『スイフトアタック』!!」
黒のワルツに激しくメイジマッシャーでの打撃を連発…
「たぁぁあああああああああ!!!」
両手を交差させ、強烈な一撃。
ドスッという重い音と共に1号を弾き飛ばす。
「うおおおおお…!!??」
そのまま激しい水流の中にいるシリオンへと1号をぶつけ…
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「コオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
コアにヒビが…そして崩壊。
大爆発と共に、魔法により引き起こされていた水も収まる。
着地した瞬間には膝上の高さの水だけ…それもすぐに消え…
戦闘は終わりを告げたのだった。
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