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チラシの裏 3枚目

9俺的アレンジの入ったロックマンX1 9話後半:2009/03/30(月) 01:30:47
どこにいるか全くわからない。姿を現すときは攻撃のときのみ。
これでは埒が明かない…

そこで思いついた。カメリーオは姿を隠すとき彼特有の声を出している。
彼が攻撃するのと同じタイミングでこちらが攻撃すればきっと。
「ににに…」
そう言って姿を消す。

次に声がする所が、出現の場所、攻撃を叩き込む場所だ。
「ににに!」
伸ばされた舌を紙一重でかわし、チャージショットを放つ。
「にぁああ!!?」

そして直接攻撃するべく床に落ちるカメリーオ。
これを逃さない手はない。槍のように真っ直ぐ伸びる舌を飛び越え、
背後から一発。
壁へ逃げ、カメレオンスティングを放とうとしたところを一発。


カメリーオの動きにも大分適応できるようになってきた。
だがここでカメリーオにも奥の手があった。

「ほれほれぇえ!」

舌を天井に引っ掛け、そのボディを左右に揺することで天井全体を揺らすというもの。
この前線基地もただの部屋ではない。
鋭い針が天井に備え付けられた、カメリーオが戦いを想定して作った部屋だったのだ。

「まさか!!」
「にーにーにー♪」

天井から針の雨が降り注ぐ…半端な数ではない。
全てを回避するのはとても難しい。

舌をどうにかして…
「ブーメランカッター!」

カメリーオの胴体、顔、舌の3箇所を切り刻むべく、ブーメランを放る。
「にぃいい!?」
切れはしなかったものの、カメリーオの体には切れ跡がつき、天井からは大きく弾き飛ばされた。

続いてそのカメリーオに向かい、大きく跳んだエックスはブーメランを放つ。
今度は性能を対空から地上へと変えたブーメランカッターがカメリーオの後頭部、背を抉るように切る。
「にぃいいいいいいいいいい!」

カメリーオが天井の隅へと移動し…カメレオンスティングを放つ動作をする。
バスターに切り替えたエックスは壁を蹴り、空中でカメリーオを仕留める最後の一撃を見舞った。
「にゃ!?にゃにゃにゃぁあああああ!?」
壁に大きく体を打ちつけ、カメリーオもまた炎に包まれていった。

「ハンターの中でも嫌われ者とされていた彼だけど… これほどまでに高い能力を持っていたのね」
「あまり知らないが…変わり者とは感じたけど…悪い奴には俺には見えなかったな」



そして。
「任務が終わったようだな、エックス。 ようやっとシグマのアジトが発見された。
 海の中から姿を現した巨大な要塞で、一筋縄でいくものではないだろう」
「私の率いる第0部隊の部下にも潜入させてみましたが…
 先ほどから連絡がありません。
 そこで、今度は貴方とゼロとで潜入を行ってもらいたい」
「俺達で一気に決着を着けに向かう。解ったな、エックス」
「…ああ。待っていてくれ、ゼロ!」




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