レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
「デコ…ちゃん」
プラントブレインとの戦闘で傷ついた美希たちの背後に現れたのは伊織。
「今回だけは手を貸してあげるから、有難く思いなさいね」
「だ、誰が…お前の手など…う…」
「まこっさん、そんなこと言ってる場合じゃないと思うよ?」
伊織に飛んできた枝の腕攻撃を伊織は回避。
ポーションを使い伊織は美希を回復、真は自身を回復。
「まこっさん!サガク剣っていうの、もう一度!」
「ボクに指図するな!
あのサガク剣は傷を負っていればいるほど威力の上がる剣…
回復した今のボクにはあの技は使えない ビビ殿に協力してもらう!」
フェニックスの尾でビビを蘇生。
プラントブレインの攻撃をまたも伊織が引き受け、かわした後に反撃。
「さ、やってしまいなさい!」
「は、はい!」
「言われずとも!!」
「魔法剣…」
ビビが魔力の塊を真に投げつけると…
「ファイア!!」
煙をあげ、剣が真っ赤に変化……
プラントブレインに高熱を帯びた剣を振り下ろす。
「キュリリリリリイイイイイ!!!!」
切り口から高熱が染み渡り、プラントブレインは即座に発火、炎上。
森の主との対決は、終わりを告げた。
「雪歩王女!」
真はプラントブレインの根元に倒れていた雪歩を抱えるも意識は戻らず。
「この解毒剤を…!」
伊織からプリマビスタを出る時に渡されたビンを取り出すが…
「な、何!?」
大きな地震…
いや、揺れているのは森の中心たるこの場所のみ。
「…わ、あ、あ…あ…」
プラントブレインの根元が陥没…穴の中には真っ赤な群れ…
「これ、って…まさか…」
一気に飛び出してきた。
赤いのは花…その下に、真緑の蜘蛛のような体。
わさわさとした産毛に、ガリガリと尖った尻部分。
3対6本の脚に、蟷螂のような腕…
「植物と虫の中間体ってどういう生き物よ!!」
伊織の叫び声と共に、皆が一斉に逃げ出した。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板