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チラシの裏 3枚目
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「…あまり大したことないわね」
「うん。打たれ強くはあるけど、これは…」
「楽勝だね!」
疲労している真に、律子から手に入れたメイジマッシャーで切り裂くと
「う…… なかなかやるな悪漢ども…それなら!!」
追い詰められた真は剣を両手で握ると
剣が途端に青白いオーラを纏い…
「…何かまずいよこれ」
「本気を出してるようにしか見えなかったけど…手加減してたっていうの!?」
目を見開き、
「たりゃああああああああああ!!」
剣を振り下ろすと伊織の鎧が一瞬にして大破。
「な…!」
伊織の隠し持っていた大量のブリ虫が爆発するが如く散らばり始めたのだった。
「わああああああああああああ!? や、やめろ、ブリ虫はやめてくれええええええ!!」
「…お、思いつきで必殺技なんか出すもんじゃなかった…!!」
伊織の着ていたプルート隊の鎧だけが壊れ、中のブリ虫も伊織も全くの無傷。
謎の技の特性に救われ、美希達は雪歩を連れて動力室へ移動するのだった。
そして演劇はクライマックス。
「さあ、シュナイダー王子との祝言だ これで二つの国は私の意のままだ!!
いかにそなたがコーネリアのことを愛していたとしても…
そしていかにコーネリアがそなたを愛していたとしても…身分の低いそなたとの結婚を認めるわけにはいかんのだ!
あと鐘が3つ鳴ったとき、それがお前の最期だ!
1つ…2つ…みっ…」
…そのとき。
「…!」
舞台装置により、2箇所の舞台下ハッチから現れるは
一方からは美希と雪歩…もう一方からは真。
「…………」
「…姫様、さぁこちらへ!!」
超展開、芝居の崩壊など律子は気に留めず…いや、それをむしろ芝居の流れに組み込む気でいた。
「…そう、姫と結婚するはそなただ、のう!シュナイダー王子!」
「え? …いや、ボクが?」
「いやですお父様、私はマーカスと結婚したいのです!
…私、このお芝居は大好きで台詞も覚えていますの」
「流石だねお姫様…
そういうわけだ!王様よ、二人の仲を認めてやってくれないか!」
美希はすぐに順応、雪歩がノる中、一人取り残される真。
「………もう、これしか方法がないんだ、コーネリア!」
演劇は続行。
ウサちゃん演じるマーカスは剣を手にし、王へと向かい突撃。
「…何!?」
律子演じる王が構えたその時…
「…!!」
雪歩演じるコーネリアがマーカスの剣の前に飛び出し、父たる王を庇い芝居用の剣を受け…
「…ごめん、なさい…」
なんとその場で絶命。
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