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チラシの裏 3枚目
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辺りに流れる静寂。
…10秒ほどしてから、あずさが目を覚ましました。
「…やよいちゃん、ごめんなさい
…あなたを騙してたわ」
全ての指輪が手元を離れ…漸くあずさは自分を取り戻しました。
「……全部、黒い指輪のせいです。
…あずささんは悪くないですよ」
しかし…吐露されたのはあずさ自身の根底にある心そのものであったことも
彼女が黒い指輪に助けられたのも事実。
「…あずささん。ごめん
ボクが傍にいたら、あんな指輪に手を出すことは…」
真も漸く立ち上がれるようになったようです。
双海も自分の白衣の能力で傷を塞ぎ立ち上がります。
「…肉体的には問題ありませんね …会ったときから感じていたあの感じも
もう見られません」
…けれど。
「……しかし、マーグメルはおしまいだね」
長老の表情は暗く。
そこに、モモちゃんというラモックスが。
「…長老、元気出してください!私達、どこででも生きていけます!」
続いてカスミ。
「そうそう。わたしたちあかるいのがとりえだもん!」
あずさの言葉にも、一理あります。
…長老は、やよいが旅に出たことの理由を皆に黙っていました。
…きっと、知れば皆動いていたことでしょう。やよいでなくとも、みんな。
そして…今、皆が行動する時がやってきました。
「…いい仲間を持ったね、やよい」
「はい!!」
マーグメルではなく…外の世界へ。
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