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チラシの裏 3枚目
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「俺は先へ進んでいる。ついて来い」
ドップラー研究所の上のフロアへと足を踏み入れる。
そこは破壊されつくした…なんとも痛々しい場所だった。
レプリロイドも装甲を削られ、天井も壁も床もボロボロ。
「ゼロ………」
「俺じゃない!!」
…本気でそう思っていたエックスは、ならば誰がこれを行ったのかと
敵たちの中から考えてみた。
…凶悪な敵がまだ一人居た。VAVAだ。
「その下は足場が不安定よ 飛ぶ方法があればいいんだけれど…」
ここで集めたライドアーマーが成果を発揮する。
「ライドアーマー…ホーク!」
「撃ち落とせえええええ!」
敵を射撃しながらライドアーマーは空を飛んでいく。
更に上まで行くと針の壁が。
カタツムリ型メカニロイドの殻を外し、出てきた棒を足場に上のフロアへと登って行った。
大きな開けた空間の先で…彼は待っていた。
「VAVA…」
「ククク…よく来たなエックス。この俺が最新式ライドアーマー『ブラウンベア』でお前を捻り潰してやる」
ラビット、カンガルー、フロッグ、ホーク。
動物の名前がついたこのライドアーマーの最も強いとされるものは熊だった。
「死ねえぇえエックス!」
ブラウンベアは物騒なその腕をエックスへと向け、突撃をしてくる。
ライドアーマーが変わってもすることは同じ…。
クロスチャージショットを放ち、上方向へのエアダッシュでブラウンベアを高さを稼ぎ、続けて横方向へのエアダッシュで交差する。
これがフットチップの能力だ。
ライドアーマーの攻撃を回避することは容易。そう思い、間髪入れず次の攻撃を追わせる。
「甘いんだよエックス!」
ブラウンベアの腹から何かが発射され、エックスを弾き飛ばす。
…チャージショットだ。ライドアーマーにバスターが装備されたのだ。
またもブラウンベアは腕でエックスを潰しにかかる。
エックスは敵を壁に追い詰めようとする…が。
「面白い機能を見せてやろうか!」
ブラウンベアから何かが放たれる。
回転する小さな筒がいくつも。
「?」
その筒は床と垂直な方向で止まると壁を生成する。
そう…生半可な攻撃では壊れず、ブラウンベアの攻撃では一瞬で壊れるこの壁は
ブラウンベアの餌食となる敵を逃がさないようにするためだけのものなのだ。
「回りくどい戦い方だな」
シュリンプァーの能力、スピニングブレードを放つ。
赤き二つの回転する刃がブラウンベアを刻み…刺さった。
派手にライドアーマーが爆発する。既存のライドアーマーとは比べ物にならない量。
特Aランクのレプリロイドに値するほどだった。
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