したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

858サガフロンティア×アイマス クーンやよい編 第四十七話 1/2:2009/11/13(金) 03:20:43 ID:U95ykrvA0
そして光が収まるとやよいの頭にはあずさの手……






「………!!」
…に握られた拳銃。指には…たった一つ残された、黒き指輪。
「あなたはどうやら… この世界の仕組みがまだ、わかっていないようね」


拳銃『ブリューナク』。意味は『貫くもの』


対してやよいの体は瀕死の状態…
戦うことすらまともに出来ぬ最初の形態、『ラモックス』に戻っていました。

「…………私を殺すには…まだ足りない」
やよいは…否定します。

「…違います…私はあずささんが心配で」
「嘘のつき方もまだまだ下手ねえ……」



マーグメルは再び滅びた元の状態に。

…指輪の魔力は解かれていました。
「………」
あずさの精神を除いて。

「あなたも見てきたはずよ
 この世界がどんなものかを…力により統制された…歪んだこの世界」


もう、他の誰も戦う力すら残っていません。…手足一つ動かすことも出来ず。
「……私が生まれた場所は、このマーグメルとは正反対の場所でした…

 土地は確かに、豊かだったのかもしれないわね……ルーンの力で栄えていました
 しかしそこに住む人たちは決してそうとは言えない。
 荒み、犯罪の絶えないクーロンの街。…正直、あなたを見たときは羨ましかったわ」


「売られることも、殺されることも、盗まれることも日常茶飯事なそんな町の中でした。
 …けど、私は信じていたんです …いつか幸せになれると。」


「…うんめい、ですか?」
「…そう。運命
 …長い月日を経て私は力をつけ、何とか表の社会に出ることが出来たわ
 ……頼りになる人が一緒に居たおかげで。」
力なく倒れる真をちらりと見ます。


「けどあの日…京へ行く最中のリージョンシップがブラッククロスの『ブラックレイ』により破壊された…
 一撃目でシップが破壊。シップの欠片にしがみついていた乗客全員が二撃目で焼かれ死亡。
 私は棺の中を見て…それを確認しました」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板