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チラシの裏 3枚目
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そして光が収まるとやよいの頭にはあずさの手……
「………!!」
…に握られた拳銃。指には…たった一つ残された、黒き指輪。
「あなたはどうやら… この世界の仕組みがまだ、わかっていないようね」
拳銃『ブリューナク』。意味は『貫くもの』
対してやよいの体は瀕死の状態…
戦うことすらまともに出来ぬ最初の形態、『ラモックス』に戻っていました。
「…………私を殺すには…まだ足りない」
やよいは…否定します。
「…違います…私はあずささんが心配で」
「嘘のつき方もまだまだ下手ねえ……」
マーグメルは再び滅びた元の状態に。
…指輪の魔力は解かれていました。
「………」
あずさの精神を除いて。
「あなたも見てきたはずよ
この世界がどんなものかを…力により統制された…歪んだこの世界」
もう、他の誰も戦う力すら残っていません。…手足一つ動かすことも出来ず。
「……私が生まれた場所は、このマーグメルとは正反対の場所でした…
土地は確かに、豊かだったのかもしれないわね……ルーンの力で栄えていました
しかしそこに住む人たちは決してそうとは言えない。
荒み、犯罪の絶えないクーロンの街。…正直、あなたを見たときは羨ましかったわ」
「売られることも、殺されることも、盗まれることも日常茶飯事なそんな町の中でした。
…けど、私は信じていたんです …いつか幸せになれると。」
「…うんめい、ですか?」
「…そう。運命
…長い月日を経て私は力をつけ、何とか表の社会に出ることが出来たわ
……頼りになる人が一緒に居たおかげで。」
力なく倒れる真をちらりと見ます。
「けどあの日…京へ行く最中のリージョンシップがブラッククロスの『ブラックレイ』により破壊された…
一撃目でシップが破壊。シップの欠片にしがみついていた乗客全員が二撃目で焼かれ死亡。
私は棺の中を見て…それを確認しました」
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