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チラシの裏 3枚目
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「骸骨同士、仲良く戦いましょうか…」
伊織が対峙するは死せる高等術士、リッチの姿をした指輪。
「はぁぁぁ…」
死の化身とも言って過言ではないリッチ。
デスグリップに、デスタッチ。
…すでに死んでいる伊織には全く効果をなさず。
「草薙の剣!!」
「『ミニオンストライク』!」
世界最強とも言わしめた剣に、大勢のシュライク兵。
リッチを相手に、伊織は優勢を保っていたのでした。
しかし…
「…う…!?」
何かの音が聞こえてきました。『聖歌』。
己の使う技でもありながら、アンデッドである自分にこれほど有効なものもない。
……伊織の体が徐々に崩れ始めてきました。
「伊織ちゃん!!」
雪歩が戦っていた相手のものでした。
「…雪歩」
「私の相手はやよいちゃんと同じモンスターのマリーチ。
それと、伊織ちゃんの戦ってたリッチに今私達は挟まれた形になってるの
相手を交代させられたら伊織ちゃんは危険だよね……」
己の目を閉じ、周りに沢山浮かんだ目玉で物を見る天使マリーチ。
「けどマリーチは死者も生者も同時に攻撃することができるの、死の凝視があるから」
「…まずいわね」
「二人で同時に、一人ずつ戦うことにしよう …その方がきっと効率いいよ」
「リッチからの方が余計なことされずに済むわね!」
雪歩は、ファシナトゥールでの戦いで得た『金獅子の剣』、
伊織は昔から持ち続けている『草薙の剣』を構えます。
人間界最強の物質剣と、妖魔界最強の物質剣。
つの最強の剣がそろい、リッチへと向かいます。
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