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チラシの裏 3枚目
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双海の相手はグレムリン…妖魔。
「裁かれよ、裁かれよ、裁かれよ…」
敵は落雷を次々に落とし、双海を攻撃。
「……ふん」
双海は白衣を翻し、回復。
「その程度の能力では完治できまい」
グレムリンは続けて、毒の込められた爪を食い込ませます。
「……………『杯』!」
秘術の一つ、あらゆる病を完治させる杯のカードの力を用います。
「防戦一方だな」
闇の力を纏った手で触れます。
「…く……」
何せ、相手は姿を消していて…どこから現れるか解りません。
「…」
タイガーランページを放つのは容易。
しかし…外れるのです。…こちらの動きが読まれている。
一度硝子の盾でカウンターしたものの、相手には術を使うタイミングがバレ…
それ以降は効果を成しません。
「…仕方ない」
幸いにして、彼は職業から、アイテム係としてバックパックを任されていました。
あらゆる道具を取り出し、使用することができる。
「最後に頼るのがこんな道具とは思って居なかったな」
文句を言いながら取り出したのは…『精霊石』。
「は!!」
投げつけると術エネルギーの塊が地面と衝突、大爆発を起こします。
この爆発は大規模。
消えているだけでは回避することは以って不可能。
グレムリンが…青白い光の中から姿を現します。
「『マヒ針』」
そしてまた道具を。手からすぱっと針をダーツのように、グレムリンの心臓めがけ一撃。
「…う…」
動きを封じることが出来ました。
「『タイタスウェイブ』!」
具足で地を踏み鳴らすとグレムリンに向かい一直線に衝撃波が走り、上空へと弾き飛ばします。
「指輪が欲望を吸うというならこの攻撃も効くはずだ…
『金貨』!」
カードを宙へ投げつけると、辺り一面に膨大な数の魔性の金貨があふれ出しました。
「…………!」
マヒしたまま落下した体は指輪の化身であるグレムリンはその上に落下。
「お、おおお…おおおおおおおおおおおお!!!!」
魔の輝きに眼を奪われ……貪り食われ………消えていったのでした。
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