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チラシの裏 3枚目
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「『シルフィード』!!」
鎌を手に持ったまま、左手でやよい達へ向けて凍てつく冷気。
「冷たいですーーー…!!」
「っきゃああああああ!!」
「これは堪えるわ…」
そこにピヨさんが割って入ります。
「『乱れ雪月花』!!」
3つの奥義を一人の体の中で体現した技。
「雪!」
周囲の熱エネルギーを奪い、凍てつく刃を振り下ろすと
「月!!」
それをそのまま三日月の形に振り上げ…
「花!!!」
その勢いを加速させ、回した刀を力強く踏み込み、高く高く空へ打ち上げる技。
「………これが、真のワカツ流最終奥義!!」
しかし…。
「素晴らしい…しかし、」
堰を切ったようにピヨさんの体からは鮮血の花が。
「…一度お見せ頂いた技…、二度は通用しませぬ」
ダガージョウでカウンター、さらには全てを防御していたのでした。
「…う………っ!!」
「まだ続きますよ!!」
竜巻で全員を巻き上げ、真空の刃の檻で切り刻むあの攻撃。
「食らいなさい!!」
これを避ける術は存在せず。
「っきゃあああああああああああ!!」
「うぉおおおおおおおおおおおおおお!」
「あああああああああああああ!!!」
叫び声と耳を劈く轟音が木霊する、風で出来た塔。
「……!!」
竜巻が収まり、赤や青の血が部屋に撒き散らされ、
14人全員の体も壁へ散り散りに叩きつけられます。
しかし。
「………う」
「…何とか耐え切りましたよー」
「私も大丈夫…」
全員がそれに耐え抜きました。
「…何たる生命力…!!」
大技を放ち貴音に生じた隙を見逃しません。
「私が一気に決めてみせる…」
ルージュは両手で魔力を集めると……
それを空に向かってかざします。
「『オーヴァドライブ!!』」
その瞬間、ルージュ以外の何もかもが凍りつき……
辺り一帯全てが歪み、消滅……ルージュと動かぬ貴音のみが時空の彼方へと移動。
異なる時空へと切り離されます。
激しい磁気嵐の吹き荒れる時空の彼方へ…
ピシャリ!!
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