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チラシの裏 3枚目

831サガフロンティア×アイマス クーンやよい編 第三十六話 1/2:2009/11/10(火) 02:39:01 ID:HZ0riKMM0
1F左の試練が終わったため、最後に1F右の部屋へ。


扉を開けると、また2つの扉。そのうちの1つは…
生命の指輪が反応しました。扉を開けるとそこには。

生命の間…煮えたぎるマグマのプールの中心に、円形の床。
「暑いよーーー、律子姉ちゃん……」
鍵を手にした、胸を大きく露出した服装をした女の子が円形の床に。
病気から立ち直った、涼でした。
「涼ー!薄着になったらまずい!バレる!!」

マグマに飲まれては危険というやよい達を追い抜くスピードで律子が涼に駆け寄ります。バレるとは一体何のことでしょうか。
「双海さん、パス!」
「あ、はい」

律子は涼を投げ、何とか自分も部屋から脱出します。
円形の床の中心にたどり着いたやよい達ですが……

なんと周りのマグマがうにょうにょと蠢き、やよいを取り囲んでしまいました。
「……マグマスライムね!」
ピヨさんがマグマの正体を見抜きました。

「生命力を削るスライムか…やよいがここで倒れたらマーグメルの救いようがないぞ!!
 やよいの体は小さくてマグマに耐え切れない、何とか君だけはマグマから逃げるんだ!」
「え? …でも」
「何とか自分達でやる!」

「…はい、キラメキラリ!」
隠者の指輪で全員の姿を隠し、溢れるマグマスライムとの戦いがスタートします。

「『ヴァーミリオンサンズ』!」
最初に動いたのはルージュ。

真っ赤なマグマの中心で真っ赤なルビーの嵐を巻き起こし、マグマスライムに大打撃。
…しかし…マグマは復活してきます。

「ぶくくぶく…」
マグマスライムは次々にルージュに襲いかかってきます。
「う…く…!!」
体力を奪うマグマスライムの熱。

「私が相手よ!」
ピヨさんが姿を消したと思うと、マグマスライム達の前に分身して現れ、一斉に払車剣。
『雲身払車剣』でした。


「…それでもまだ沸くか…」
響は烈風剣で攻撃しますがマグマスライムを倒すほどの威力はなく。
「ぶくぶく」
「ぶくー」
「ぶっくく…」
マグマスライムの『マグマタッチ』の嵐が襲い掛かります。

「『ディフレクト』!」
「『かすみ蒼眼』!」

それを響やピヨさんが剣で防いだり斬り返したり。
しかしそれでも全てのマグマタッチを防ぐには程遠く。

「…う…熱い……暑いっていうより熱いですよ…」
全員の体力を奪ってゆくのでした。

その後も、リバースグラビティ、二刀烈風剣などでマグマスライムを倒していきますが…
「…これ倒したところでまた復活しますよね…全部倒したのに」
「何か方法があるのかな…」
一向に減りません。

「うがー!!」
いぬ美はグランドヒットを食らわせますが…一匹を倒すに止まります。

「…いくらやっても…湧き上がってきますよこれ」
諦めかけたその時。

「『神速三段突き』!!」
高速の三段攻撃を仕掛け…マグマスライムを倒すと。

「…マグマスライムが出てこなくなったぞ!!」
「!?」
一箇所、マグマスライムが復活しない箇所が。
「…マグマスライムも無限じゃない!」

そう言っている間にもマグマタッチ。体力の限界が近づいた中…一か八か。


「マグマといえど…朱雀のような完全な炎じゃないんだ…効くはず!『超風』!!」
灼熱の部屋の中に巻き起こる、超高熱の熱風。

ピヨも、いぬ美も…使ったルージュ自身も倒れ
……部屋に残ったのは暑さに強い響と、隠れていたやよいだけ。

…マグマスライムが、復活しません。 …焼け焦げた、固まったマグマがあるだけ。
「…………終わった」


マラソンマッチの末に、涼の手から鍵を手に入れるのでした。




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