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チラシの裏 3枚目

827サガフロンティア×アイマス クーンやよい編 第三十四話 2/2:2009/11/10(火) 00:31:21 ID:HZ0riKMM0
2F右の扉を開いて、2つの扉の前へ。
「じゃあこの扉!」
やよいが扉に立つと策士の指輪が反応。

次なる試練は策士の間。

深い深い、底まで見える闇の上に立った柱を支えとして半透明の床。そこにはモンスターが徘徊しています。
ところどころ穴が開いており、そう自由に動き回れる場所ではありません。
部屋の隅に、何か筒のようなものがいくつも。何かを落とすのでしょうか。

「………ん?」
赤い髭のめがねの男が部屋の最深部の椅子に座っていました。
「ほっほっほ、仕返しをするべくやってきたよ」

「あー!オウミの偽領主…!」
律子は忘れもしません。

「詳しい話は知らないけれど、何か手元に不審な装置を持ってるわよ 妖魔の癖に機械が好きなのね、アンタ」
伊織が言います。以前は落とし穴…今回は?


「これだ!!」
そう言うとスイッチをポチリ。

「! 芋虫さんが落ちてきたの!!」
すると、ごろごろと丸まった巨大な虫がボールのように転がってくるではありませんか。

「ど、どうしましょう…!!」
「さぁ逃げ惑うがいいさ!」
このままでは床から突き落とされてしまいます。

前には敵、後ろからは虫。
「…えい!!」
やよいは横道へ逃げると虫はそのまま転がりモンスターに激突…
そのまま押し出し、床の端から落下していってしまいました。

「あ…お前達!」
偽領主は悔しそうです。
「なるほど。こうやって戦わずに敵を倒せってフロアね」
「反射神経が求められますねー」
次の虫がやってきたので回避しますが…

「敵には当てられませんでした…」
「まぁ落とされずに済んだだけでも」
すると背後から…
「ギュヒイイイイイ!!」
キマイラが追ってきました。

「この虫のせいで近くにいたモンスターは興奮するのだろうね
 うまーく避ければ避けることも敵を倒すこともでき一石二鳥だが 倒せないとこうなるわけだ!」
領主がほほほと笑う中、戦闘が始まります。


「『ローリングクレイドル』!」
プロレスラー美希はキマイラに飛びつきゴロゴロと転がります。
「『二刀十字斬』!」
律子はふらふらになったキマイラに向かい二つの刀で攻撃。
「『聖歌』!」
続いて伊織の歌でキマイラを攻撃。
「『死の凝視』!」
やよいは宙に浮いた沢山の目が一斉にキマイラに目線の射撃。キマイラを即死させてしまいました。


「ノーダメージか……くっ!!まぁいい、まだまだ虫はあるぞ!!」
「そう来ると思ってあらかじめポジション取りはしときました」

律子はモンスターに追いかけられ、転がる虫の軌道正面に誘導、一緒に始末。
「そ、それなら!」
「私でも避けちゃいますよー」
あずさはひょいと避け、虫をモンスターに激突。なんと2匹同時に。
「な、ならばーーーー!!」
続けて、伊織ややよいも回避。

「虫さんが余ったの」
転がってきた最後の虫を掴み…偽領主にポイ投げ。
「痛ぁあああ!!」
虫はゴツリとぶつかり跳ね返り穴の中へ。
偽領主は気絶、持っていた四条の鍵は吹き飛び…
やよいの手に落ちてきたのでした。




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