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チラシの裏 3枚目

820サガフロンティア×アイマス クーンやよい編 第三十二話 1/4:2009/11/09(月) 02:05:45 ID:ZAjHQp/M0
「『生命科学研究所』で噂されている人体実験…
 それが本当に行われていた、っていうわけですか?」
シュライクの発着場を降り、復活した真と双海、伊織と共に生命科学研究所を目指します。

「見ての通りですよ
 下水道で戦った化石樹は、恐らく人体実験された女性研究員の成れの果てでしょうね
 …着きましたよ 恐らくはモンスター化させられた研究員が大量に存在するはず。戦闘の準備をお願いします」

ドアを潜るとそこには、巨大な植物が吹き抜けのずっと下から生える、
奇妙な植物が所狭しと並べられた、それでいて清潔感の漂う研究所。

「当研究所に、よくお越しくださいました」
とぼとぼと歩いてくるは研究員。

…そのとき、スピーカーから女性研究者からの声。
「研究員各位 厳戒態勢を取りなさい」

するとアナウンスの後に、奇妙な音を発します。
「?」

「………家に、帰りたい」
「人間に…戻りたい」
「死なせてくれ」
「どうしてこうなっちまったんだ…」
「母さん…」
「娘達が…待っているのに…」

次々に、白衣からモンスターの体が飛び出たり、小型のものはずるりと落ちたり。
顔の皮膚が剥がれたり、変色したりなど。

「マインドコントロールか…こうして日常の研究員としての姿と、
 モルモットとしての姿を使い分けさせているのか」

自我がすでに存在しない研究員達が襲い掛かってきます。


「ゼラチナスプランター、朱雀、ゼロディバイダー、クラーケン、キマイラ…
 全く総々たる顔ぶれだ …生命科学の終着点がそれか!!」

双海は激昂。メイルシュトロームでモンスターを一掃します。
…クラーケンを除いて。

「アレはボクが始末する!!」
真の羅刹掌、あずさの跳弾、伊織の草薙の剣で撃破。

「アイツに攻撃させてたらみんなアレに突き殺されてたかもしれないわね…」
「そうなの?」
「私の時代も大してモンスターは変わっていないもの。…あれは強すぎるから危険ね」


そして硝子張りの、実験室に。
「やよいちゃん!」
「やよい!!」

そこには、コントロールパネルにより操作され、あちこちに電極や針を埋め込まれようとしているやよいの姿が。
「所長が言っていた…侵入者……コロセ」

「変身する前に倒す!!『スライディング』!」
「『曲射』!」
「『クリスタライザ』!」
「『ミニオンストライク』!」

一瞬にして敵を撃退。
「コントロールパネルは下手に弄るとおかしなことになります
 …私に任せてください」

カタカタと操作…ボタンを押すとやよいの拘束が取れ、落下。
「やよい君、大丈夫か」
「やよいちゃん!!」

必死の呼びかけ。
…やよいは目を覚まします。
「…う」


「よかった…!」
「何か、へんな匂いがします…」

「確かにこの研究所、いいにおいがするわね…一体どういうことなのかしら…」
「…とにかく助かってよかった。今のうちに逃げよう!」

「…いや。そう簡単に『ナシーラ』が帰してくれるとは思えない
 それに…。 …私は彼女に話がある。…調べよう。この研究所を」




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