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チラシの裏 3枚目

817サガフロンティア×アイマス 第三十一話 1/3:2009/11/09(月) 00:12:28 ID:ZAjHQp/M0
「マンハッタンセントラルゲート研究所の『サイネリア』博士
 あの人に直接会ってみる必要があるんでしたっけ、P765ちゃん」
「はい。私はこれより、一人でマンハッタンへ向かおうと思います」
こうして、P765が離脱。

春香、雪歩、千早は姿を見せず、どこかへと消えていってしまい…


「みんな、今まですまなかったな
 …自分、これからネルソンに行かなきゃならないんさ。」
響も離脱。

一人、また一人とメンバーが少なくなってゆくのでした。


「…皆さん、どうしたんでしょう」
「それぞれの戦いがあるってことかしらね。
 ルージュはブルーとの対決があるし…
 P765は自分の目的を思い出す必要があるし、
 響はネルソンに行って艦長とコンタクトを取る。
 春香たちにも何か事情があったことでしょうし
 私が以前協力した真の幼なじみの啓介って子にも仇討ちの相手がいた。」

「啓介に律子が協力!?…聞いたことなかったな」
「ブラッククロス四天王シュウザーの基地まで案内して、ついでに一緒に戦ったのよ
 結局、手柄はアルカイザーっていう噂のヒーローに取られちゃったけど…あの子、いい顔してたわ」


「…っと。そして私にもこれからするべきことがある…
 やよい、あなたは少し待っていて。…行かなくちゃならない所があるから」
「…はい…。」

やよいは寂しげでした。
集まっていた仲間がどんどん離れていくのですから。…それも、それぞれが本当に仕方ない理由で。




「それで、これから美希どこ行くの?」
「ラムダ基地にジョーカーが来るっていう情報が入ったのよ
 だから…場所はトリニティ・ラムダ基地。どういう場所かはアンタが一番よく知ってるわね」
「はいなの!」

彼女らもまた、自分達の戦いへ向けて動き出していたのでした。


トリニティ・ラムダ基地。
前回のようにすぎおの協力はありません。
しなやかな動きで侵入、モンドの部屋を目指します。

浮遊する警備メカ、スカイラブの砲撃をかわして美希は粒子加速砲を発射。
それ以外にも敵は現れます。
トリニティお抱えの術士マクンベローナ、
石化能力を持つバジリスク、トラップモンスターのミミックなど。
「…あ、宝箱!!」
宝に化けた強化リビングアーマー、ワンダーランス、マッドアクスとの戦闘になったりもしつつ、
それらを乗り越えて行くと…

「……あの部屋かな」
大抵の部屋は調べつくした後。大きな一つの部屋の前に来た時に…
それは現れました。

「…な、何なの…?」
凶悪マシン、『R&R』。ガンファイターを極限まで強化したトリニティが誇る警備メカでした。
「『シャドウサーバント』!」
美希は影を呼び寄せ、二倍の攻撃力で一気にしとめる方法に出ます。…が。
「っきゃああああああ!!」
R&Rはヘビーレールガンを発射。確実に致死レベルの射撃でした。…影が身代わりになっていなければ。
しかしそれでシャドウサーバントは解除。これにより、美希の魔力が無駄になってしまいました。
「…術が防がれたなら、他にはこうするしかないの!!」

兵器を手に…
「『重粒子砲』!!」
イオンライフルのそれとは比べ物にならない威力のプラズマガンを放ち

「うううっ!!」
突進を食らいながらももう一発。

「ま、ぶしいの…」
催眠フラッシュの強力な睡眠効果にも負けず…それを振り払うかのように
美希は奥の手として用意していた、剣をも破壊する最強最大の一撃をR&Rへとぶつけます。
「確か雪歩も呪いの剣に取り付かれたときこうやってたの!」
それは見よう見まねの必殺技。

「はあああああああああああああああああああああ!!」
歪み、美希へと収束する光…落ちゆく稲光。全ての力を集結させた一発。

高く高く飛びあがり、宙を蹴り落下…自分と武器が持てる全エネルギーを込めた一撃でメカを己の武器ごと粉砕。
「『ファイナルストライク』!!」


…これにより道は開かれました。




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