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チラシの裏 3枚目

800サガフロンティア×アイマス クーンやよい編 第二十五話 1/3:2009/11/06(金) 02:12:26 ID:beqHHDNo0
反トリニティ軍の港ネルソン。
兵士達が体を休める酒場でやよい達は待機していました。

「金銭感覚ちょっとおかしすぎるかなーって思います」
やよいが珍しく難しい言葉を使って、さっきからまん丸いテーブルにあごをのせています。

「……1,2,3,沢山…は流石にねー」

「そろそろ、バカラのノーム達にお金を渡しに行った律子達が戻る頃じゃないかしら
 …私達も出る準備しましょうか」

オウミで律子達と合流、クーロンに戻りピヨさんを迎えて次なる場所へ、という計画。


トリニティに対抗する、軍の最前線だけはあり揃えている装備が半端ではありません。
響と雪歩、P765はゼロソードを装備。
武神の鎧を皆で装備したのでした。


「我那覇大佐ぁーーー、生きておられたんですかぁーー!私感激でありますー!」
「な、何言ってるさ!?苗字まで同じだけど自分、軍になんて入ってないぞ!」

「ああ、ヨークランドに残してきた娘さんが心配で
 死んでも死に切れなかったんでしょうねぇ…心中お察しします」
「だからやめなって…」

「……………ヨークランド…?」
響の顔つきが、変わりました。


「今は壊滅したネルソン軍男兵部隊の人でしょ…私は知らないけど
 しかし大佐が庇って死んだあのモンドの奴が今じゃあ…大佐も浮かばれないわよね…」
「うう、うう…」

「…ちょっと、その話聞かせて欲しいさ」
「えーとね。モンドは確か…」

「…我那覇さん、何してるの?オウミに行かなきゃ」
「あ。待つさ千早ーー!」


肝心のことは聞けずじまい。
やよい達はネルソンを後にし、帆船でオウミへ戻るのでした。


「あ。着いたわねやよい。
 こっちは何とか話つけてきたわ …さて。ピヨさんを迎えに行きましょうか」
律子達と発着場で合流、そのままクーロンへ。


…発着場から出るとそこにはすでに…
「…律子さん」
ピヨさんがいました。

「…覚悟は決めました。行きましょう、ワカツへ」
「……いいんですね」

彼らは足を戻し、シップ発着場へ。
「ワカツですか… あそこには最低、ワカツ出身の方が一人はいらっしゃらないと許可が……」

「…私がワカツ出身の者です。 …皆の魂を鎮めに行きたいんです」
「……解りました …お気をつけて」



「…なあ。生きてるワカツ出身者って初めて見たな」
「大体来るのって骸骨モンスターだもんな…」

ヒソヒソと発着場スタッフが話すのを背中に聞きながら乗り込みます。

ピヨさんはリージョンシップの中で刀を手に心を落ち着け…
じっと、目を閉じているのでした。
「…ピヨさんの故郷、どんな場所なんでしょう……」




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