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チラシの裏 3枚目
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ドゥヴァンへたどり着いた一行は発着場から出て奇妙な景色に遭遇することに。
「はー…噂以上ね」
平原にグサリグサリと突き刺された大量の看板。
様々な言語で『○○占いこちら』『○○で占い!?気になる人はこの先』
などと書かれており…
この土地がいかなるものかを知るのでした。
「占いの聖地とされるリージョン『ドゥヴァン』
私はここにもよく来るんですよー♪」
「あずささん占い好きだからねー… ボクも結構つき合わされちゃいますけど」
「当たる当たらないはともかく、占いはするだけで楽しいものですからね」
「印術や秘術の説明も聞くことが出来ますよー」
「? …そういえば雪歩。何で君は印術使えるさ?」
響は尋ねます。
「いえ…私のは、ここのルーンの誘いっていう、印術のお店で習得しただけなんです
資質はありません。ですから、上級術は期待しないで下さい…ダメダメですみません。
あ。そうだ…やよいちゃん、ルーンのお店に行ってみる?」
…資質を手に入れるとなれば…たどる道は。やよいはそれを断ります。
「でも、またタンザーに飲み込まれるのは嫌かもです…
どうせなら、秘術の館に行ってみましょう!!」
そんなわけで、小さめの秘術の館・アルカナパレスへ。
「ようこそ、アルカナパレスへ」
そこには異様な雰囲気の部屋…
いえ、ドゥヴァンはどこもかしこも方向が違えどそんな雰囲気なのですが。
そして館の主と思しき女性のテーブルの前に、亜美に似た女性がいました。
「…秘術に関する説明をお受けになりますか?
ちょうど、今からそちらの方にも説明を始めさせて頂くところですので」
「ええ、それじゃあお話を聞こうかしら」
裏になっている4枚のカードを慣れた手つきでひらひらと返します。
「秘術とは、タロットカードに秘められた力を用いる術。
小アルカナの『剣』『盾』『杯』『金貨』の4枚を基本とし…
資質があれば大アルカナを用いた上位術へと派生していくことが可能です。
『剣』はそのまま…剣を呼び出し攻撃術として使用することが出来
『盾』もそのまま…盾の力で守る力を得るもの
『杯』は聖なる杯よりの注がれし水で身を清め
『金貨』により呼び出された金貨は欲を持つ者を喰らう力を持ちます。
上位術に関しては習得なされてから、ということになりますね」
「…金貨は如何なる者に対し有効なのですか」
亜美に似た女性は質問します。
「そうですね 隙を見せた者、力無き者、愚かな者…
具体的にどうとは言えませんが、何かが欠けた者に強く作用するとされています。」
「…有難うございました」
続いてあずさの説明。
「資質の取得は可能なのでしょうか…」
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