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チラシの裏 3枚目
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6人で光の迷宮へ挑戦することになりました。
次々と光の橋を渡り、巨大な光の山に作られた穴の中へ向かってゆきます。
「…信じて待ちなされ」
元より彼らは実力者揃い。
やよいはそこまで心配はしていませんでした。
「迷宮突破までは1時間ほどかかると思われる その間、ルミナス散策などされては如何か」
「そうですね、それでは行きましょうかー」
あずさに案内は任せられません。
陽術にも興味を持っていたという美希の案内でルミナスの陽術士の下へ。
「あらー、お久しぶりですー」
「む、君か。…上達の具合はどうかね」
若い女性があずさに話しかけます。
「そうですねー、基本4術までは自力で習得し使えるようになりましたが…
残りの2術はなかなか…」
「自力でそこまで到達できただけでも大したものだ……
基本術とは言うが、光の迷宮を突破した者の中でこれら全てを人づてで伝授して覚えられる者が5割
それらを使いこなせる者がその中の3割、 自力で習得までに至れる者はその中の2割だからな
…応用術はその中のさらに1割以下。あれを使える者はリージョン界に20人程ものだろうな」
「…言っておくがこれは大半の術に言えることであるぞ。
陰術に、秘術に印術、心術に邪術、魔術に妖術。」
「…そうですか。少し、修行していってもよろしいでしょうか」
「構わん。二つの上位術、習得できると良いな。そなたには素質を感じる」
あずさの修行もまた終わるのを待ち…
「…あふぅ」
美希が眠たくなり始めたところで。
「美希さん、オーンブルはどんな場所だったんですかぁ?」
「あ。やよい …んっとね。オーンブルは……白黒な場所なの。
物がみんな真っ白で、影が沢山あって、暗いの。
自分の影が突然離れていって、襲ってきたりしてタイヘンだよー」
「…影がなくなっちゃうんですか!?」
長老がオーンブルに行ったらどうなってしまうのだろう。
やよいは、マーグメルに残してきた長老のことを思うのでした。
一方その頃。
光の迷宮は、透明なガラスで出来た宮殿。
白い光を反射板に導き、特殊な壁に当てることで壁を消し去り、通過していくというもの。
最深部では3色の光を導くもので、赤青緑の3色があり
赤と青の光を混ぜた紫の光で
「結界石ですね!」
青と緑の光を混ぜた水色の光で
「わぁ…きれいなお洋服ですぅ…月白のショール?」
赤と緑の光を混ぜた黄色の光で
「あー、黄色だけにお金。」
といった具合に、導いた光の色で出口の壁から色んなものを出していました。
しかし、導いた光の色によっては…
「緑…だけを導くことはどうしてもできませんね」
「青い光食らうさー!!」
「だから導くのは白って…響ーー!!モンスター出してどうするの!」
生きた剣、グリランドリーとの戦闘になり雪歩が取り付かれたりしてしまい。
「ああ…私やっぱりダメダメなんですぅ…」
「雪歩真っ白いし雪歩を出口にぶつけたら出られそうなものなんだけど…」
「春香様ぁ、そんなことできませんー」
などと言っているうちに
「あ、間違えた」
真が間違えて赤い光を導いてしまい…
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