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チラシの裏 3枚目

781サガフロンティア×アイマス クーンやよい編 第十八話 1/3:2009/11/03(火) 03:24:08 ID:H69uI.ZM0
「…貴音について考えてみましょうか 戦ってみて、どうでした」
口を開いたのは律子。

「あらゆる傷を瞬時に回復する力を持っているね
 …どうやって勝てばいいのかな」
真は考えています。


「私は体が動かせなかったけど、
 『最後の連携は輝くものを感じた』って言っていたわね
 ……もしかしたら、短時間での連続した攻撃に弱いのかも」

ピヨさんはそれを聞いて、惜しんでいました。
「…あの連携が綺麗に決まっていれば、まだ善戦できていたかもしれませんね」

「あの連携?」


「ワカツ流剣術奥義は、壱、弐、参と繋ぐことで一つの最強の技になるんです。
 風『雪』即意付け
  『月』影の太刀
 三『花』仙
 3つ合わさって『乱れ雪月花』。けどあのときの順番は弐、参、壱。
 私がしゃしゃり出たのが敗因だったかも…」
「その順番ならピヨさんが変わっても成立しませんよ
 …そう落ち込まず。次はうまく行くようにしましょう」

「…連携奥義か。…ボクもちょっと考えてるよ。
 もしかしたら一人で貴音にダメージを与えられるようになるかも」

「とりあえず、連携が大切ってことですね!」
「そうなるかしら。連携といえば美希ちゃんの『ハイドビハインド』があるし
 次の戦いでは不可欠になるわ」


遥か先の、貴音との再戦の予定を立てたところで次の目的地の計画を。
「指輪はもう貴音さんの以外ありませんし…」

「陰陽術の資質を、なるべく多くの人が持っていた方がいいわ。
 これも貴音さん対策の一環。…『ルミナス』へ行ってみましょう」



光に包まれた神秘のリージョン、ルミナス。
時には鋭く、時には眩く、時には暖かく。
山は淡く輝き、地の中には輝く粒が混ざる。
あずさはこの神秘のリージョンを好み、陽術の資質を得ていたのでした。

「あのね、このリージョンはオーンブルにも近いから
 そこでミキみたく陰術の資質も取れるんだよ」
「へぇ…
 そういえばさ、陽術陰術と、妖術印術って紛らわしいよね」
「何が違うさ?」
「その4術、どれも存在するから困っちゃうわねー…」


発着場から出てすぐ。つり橋を渡った先に目から下を布で隠した女性の姿。
「あなたは…あずささん。」
「あらー、名前を覚えていらっしゃったんですかー?」

「…当然です。如何に光の迷宮とはいえ、
 あれほど迷われては次の方の迷惑になりますからね…。
 1週間ほどあの場で迷われていたとは。…今回はそちらの方々が挑戦者ですか」
「ええー…皆さん大丈夫かしら」


どうやら女性は、陽術の試練、光の迷宮の受付担当といったところのようです。
「…こほん。」

咳払いをすると、女性は手馴れた喋りで迷宮の参加資格を説明。
「モンスターやメカ、迷宮を突破し既に陽術の資質を持つもの、
 陰術を持つもの、陰術の資質を持つものはこの迷宮に挑戦できぬ。
 それ以外の者のみがこの迷宮に招かれる。…準備はよろしいかな」

対象は響、ピヨさん、真、律子、春香、雪歩。
「千早さんと双海さんも陰術の資質持ってたの?」
「ええ。あまり使いませんけどね」
「私は妖魔だから妖術か妖魔武具…そうね、でも『パワースナッチ』程度なら」




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