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チラシの裏 3枚目
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これでワームブルードは親玉を守護する3匹のみに。
「『クリスタライザ』!」
春香は小手から輝く吹雪のようなものを噴出。
ワームブルード3匹を石に変えてしまいました。
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ!」
親玉は諦めません。
親玉は見た目からは想像できない脚力で飛び上がると…
「ゴオオ!」
「わあああああああ!?」
辺りに大震撃を巻き起こしました。
「地震の原因か……この突然変異のワームブルードは…別種。そうだな
『クエイカーワーム』とでも名付けようか」
双海が独り言を言う中、
クエイカーワームと名付けられたこの虫との直接対決へと移行します。
「『ブレインクラッシュ』!」
くちばしが斧のようになった飛べない鳥、アクスビークになったやよいは
クエイカーワームの硬い甲殻に向かい激しい一撃。
「『十字砲火』!」
あずさはリーサルドラグーンでクエイカーワームの体の五箇所に2回ずつ銃弾を。
「ピアアアアアアアアアアアアア!!」
クエイカーワームから突如として甲高い声。
「わああああああああああ!!」
やよいは弾き飛ばされ、勢いよく壁に激突してしまいます。
「花!?」
クエイカーワームの本体は虫ではなく、虫に取り付いた巨大な花。
最早虫の側の意思はないと言ってもいいでしょう。
この花がモンスター化し、今こうして花びらの中心から超音波を発してきたのです。
「ゴゴゴゴゴゴ!」
クエイカーワームは跳躍し、その体重であずさを踏みつけ。
「あああっ!!」
流石のあずさもこれには大打撃。
「少しはやるわね…『神速三段突き』!」
響に伝授したこの技…勿論ピヨさんも使用できます。
剣を真っ直ぐに構え、クエイカーワームへ直突き、突き上げ、突き落としの三連突き。
「食らいなさーい!『草薙の剣』!」
あのときの戦い以降腕がまともに動かない伊織は草薙の剣を振り下ろすだけしかできません。
…しかしその一撃はクエイカーワームの硬い体を凹ませ、洞窟全体にバキッという激しい音を轟かせました。
草薙の剣は傷一つつかず。
最後に春香の攻撃。
「私の番!雪歩ー、見てて!『デッドエン…」
雪歩は後ろでぴょんぴょん跳ねて手を振っています。
…その時。
「ゴゲ…!?」
クエイカーワームの口から何かが飛び出してきました。
青白い何か…クエイカーワームの舌ではありません。
「……」
引き抜かれると激しく体液を噴出。
クエイカーワームの体にあいた大きな穴は広がり…
穴の向こうを映し出します。
「!!!!」
一人の女性の姿。
「保護のルーン発見。…帰るかな」
ルーンの力を入手、すぐさまその人物は真っ黒な闇に包まれ…
消えてゆきました。
「…………今のは」
やよいが目を丸くしています。
「…………
何かの見間違いでしょ…ま、何はともあれ帰りましょ
貴音にクエイカーワーム、2度も大きな戦いをしたわけだし。」
「…だから、似てただけですーって。
…こんなところにいるわけないですよ、双海さん。帰りましょう」
「え、ええ…そうですね」
こうして彼らは、うるさく治安の悪い…クーロンに戻るのでした。
クエイカーワームにトドメを刺した何者かの姿が離れなくなりながら…
…それはP765も。
「データ照合……97%の確率で『双海真美様』と思われます」
「だーから!」
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