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チラシの裏 3枚目
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「あんた達、起きなさーーーーーーーーーーーい!!!」
先日まで1000年以上眠っていた伊織の声で大体皆目を覚ましました。
「…………春香さまぁ…まだ朝早いですよぅ……」
白百合姫こと雪歩は寝ぼけており…
「Zzz……あふぅ」
美希は昨日の格好で眠ったまま目を覚ましません。
「…まぁ二人が起きるのを待つがてら、今の状況確認でもしますかね」
律子は眼鏡をかけたまま、辺りを見回します。
真はその異様な光景に目を疑い
「わぁ…壁も天井も一面真っ青だね」
千早からも一言。
「声もよく響くみたいね」
…どうやらここは洞窟の中のようです。……どこのリージョンでしょうか。
「この神秘的な感じはー……ルミナスかしらねー」
いつもどおりのゆっくりとした口調であずささんは言いますが
「いえ……違うでしょうね」
双海はこの場所がどこか、すでに特定した様子。
「恐らくここはクーロン。 クーロン地下の『自然洞窟』でしょう」
「えー!?ここ、クーロンなんですか!?」
「それはないなぁ…だってクーロンの地下と言えば
汚水と不法兵器とモンスターと浮浪者と死体の溜まり場じゃないですか」
「いえ…地上の町を含めて、それはクーロンの表層に過ぎない。
下水道などよりずっとずっと地下にある層でしょう
ですが…ここもクーロンの街と深く関係していることもまた事実でしょうね
あれほど汚い街でも街として長く成立し、リージョン界の中心地としての役割を果たすまでの繁栄に至ったのには
この洞窟の力が関係していますからね…いにしえよりの地脈の力…そしてルーンの力。
タンザーがあそこまで巨大な生命体に成長したのも、シュライクがリージョン界一安定したリージョンであることも。
…ルーンはそれぞれがそれぞれの役割を果たしているのです。」
「ディスペアのルーンはどういった効力を?」
「あれは外部が意図的にルーンの力を封じているものと思われますね」
ともかく、ここから出て、貴音への対策を講じなければなりません…が。
ここで律子がふと考え…
「あずささん。最近地震が頻発しているの、ご存知です?」
「ええ。そうみたいですねー…それが何か…」
「いえね、ここがクーロンの深層だっていうなら、地震の原因が何かあるんじゃないかなと思って。
ここがクーロンにとって重要な場所であるなら尚更。
…調査してみません?」
やよい達は全員で、自然洞窟を進み始めました。
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