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チラシの裏 3枚目
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美希はその話を聞きながら、装備を整えたようです。
「春香……可哀想な話なの」
「…雪歩…雪歩…」
「でもまだ幸せだと思うな 助ける人がいることも、助けてくれる人がいることも。」
美希は少しエッチな服に身を包み…
「いこ、春香……二人の変態さんの所に」
剣を掲げました。
剣を一振り、二振り。
「………」
赤き刀身を手に、春香は答えました。
「…うん」
そこに律子が割って入ります。
「……春香」
「…何ですか」
「交換条件、ってワケじゃないけど。…雪歩を助け出したらあなた…ちょっと暇かしら。」
「……協力なら、しますよ」
「ありがと。… 春香も剣術使いか。ピヨさん、どうみます?」
翌日の新聞を飾ったのはトリニティ・ラムダ基地ヤルート執政官の失脚のニュース。
彼は自分の執務室をハーレムに改造、世界中から集めた美女たちに猥褻な行為を働き
また官僚たちにも売りさばいていたという。
「『謎の妖魔』の侵入だけじゃなく…内部告発も要因か。
第七執政官モンド…ヨークランド出身の田舎者もやるわね」
律子は新聞を広げ…
「ったく見てらんないな」
抱擁する二人の少女を視界から消すのだった。
「雪歩…大丈夫だった?何もされなかった?」
「はい。…あのぅ、春香様…… どうして私なんかを…んっ!?」
「雪歩は黙ってて!!」
口を塞ぎ答えとしました。…何で塞いだのでしょうか。
ともあれ、律子の約束どおり春香と雪歩にも協力してもらえ……
決戦の日を迎えることとなりました。
「あずささん!行きましょう!貴音さんの所へ!」
「ええ。最後の戦いね…準備はいいですかー?」
クーロンの夜空の元、皆が声をそろえます。
ピヨさんと律子はその様子を後ろから見て、微笑ましげに話します。
「誰もメンバーが欠けないっていうのが不思議な話ねぇ…」
「やよいちゃんみたいな子の頑張る姿を見ていたらそりゃ力を貸したくなるわよ。」
みんなが今ひとつに。最後の戦いが幕を開けようとしていました。
「では行きましょう! 氷と炎のリージョン… 『ムスペルニブル』へ!」
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