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チラシの裏 3枚目
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いや…なっていなかった。
なんと、エックスはレイスプラッシャーのその弾全てを小さな動きで避け…
タイガードにバスターを突きつけ、攻撃が終わる瞬間を見計らい零距離チャージショットを放っていたのだ。
「何…!?」
しかしこの距離からでもタイガードは爪でそれをガードしていた。
隙は攻撃の後も生じない。チャンスはレイスプラッシャーを放っている間のみだったのだ。
「だが…爪でガードしきれない攻撃だってある!」
腕を小刻みに動かし、タイガードの体の各所に通常バスターを見舞う。
「ごああああ!!」
「冴えてるみたいね…エックス」
「さっきまで休んでいたからね」
数で攻めれば得意の爪も機能しない。
そうして戦いは、エックスの回避とタイガードの防御によるマラソンマッチと移行していった。
「食らえ!!」
壁の上から、飛び降り様に大きく振りかぶり喉元を裂こうとするタイガード。
だが勿論そんな直線的な動きではエックスを捉えることは出来ず。
またもタイガードの膝、胸、腕にエックスの弾丸が命中する。
「…ま…まだ…まだまだあああああ!」
タイガードが赤い熱を帯びたかと思うと怯まなくなり…バスターを弾き始めた。
「これは…」
「マサイダーのそれと同じよ!短時間の間にエネルギーを外部に放出して硬化するの!」
そうと解ればすることは一つ。
壁に向かい突進してくるタイガードを避け、壁へ逃げるのだ。だが…
「うらぁあああああああ!」
突進のみだったマサイダーとは違い、タイガードは爪を振り上げ跳び上がってきた。
紙一重でこれをかわす。
そして…
「終わりだ!」
部屋の真ん中へと飛び降り、タイガードの体に連射。
硬化の終わったタイガードの体にそれは次々と突き刺さり…最後には貫いていった。
「グァオオオオオオオオオオオオゥ!」
「戦いを続ける内に理性を失っていく…これがイレギュラー化なのかしらね」
「終わったね……。次が最後の一人だ。…行こう ホーネックのいる兵器工場へ」
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