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チラシの裏 3枚目
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「…あれ?やよい!?やよいーーー!!」
たどり着いたのは、薄暗く、崩れた古い…屋敷の地下。
「ドキドキ、しちゃいましたぁ…」
上からぴょんと飛び降りてやよいが登場。
「地上に上がれる道を探しましょうか。あんの領主、絶対に痛い目見せてやるんだから!」
モンスターの群がる地下をゆきます。
モンスターは更に強力なものが揃っていました。
「流石に二人じゃキツいか…」
「そうですね…」
バンシー、リビングアーマー、トラップバインなどのモンスターを撃破しながら進んでいくと…
「結構宝も見つかるものねー」
「装備も整いそうですか?」
「ええ。ここによほどの敵が居ない限りは多分行けるでしょ」
階段を登り…大分上まで来たかと思われた時。
「な、何アレ」
「…でっかいですー…」
巨大なイカが階段を塞いでいました。
「『デビルテンタクラー』…水棲系モンスターの最強種・クラーケンの更に上位種ね…
…あっちの部屋には水しかないし…ここを通るしかなさそうね」
「何だ?俺様とやろうってのか!」
デビルテンタクラーは突然津波を発生させ…
「わあああああああ!?」
激しい水流の渦は二人を飲み込んでしまいました。
「わあああああああああああああ!!!」
激しく壁に叩きつけられるやよいと律子。
デビルテンタクラーの得意技、『メイルシュトローム』
一瞬にして…二人は瀕死の重傷を負ってしまいました。
「う……う…」
「さて、ここからどう来る…」
デビルテンタクラーは足を槍のように尖らせ律子を攻撃しようとしてきました。
「十字留め!!」
何とか縦横に剣を交差させて防ぎますが…防御は出来ても攻撃が出来ない。これでは…勝てない。
…逃げるしかないか。そう思われた時でした。
「はぁぁああああああ!!!」
突然、リボンをつけた女の子がデビルテンタクラーの背後から斬りかかりました。
「春香様!!私も続きますぅ!」
もう一人女の子がやってきて紫に光るキックを一撃。
「復活してまた悪さしているんだねこのイカのモンスター…」
「一度倒した私たちなら大丈夫ですよ 倒してしまいましょう!」
「貴様ら!挟み撃ちとは卑怯だぞ!!」
「挟み撃ち…? あ。本当だ 雪歩、よく見るとあっちにも人がいる!」
「本当ですね… 大丈夫ですかぁー?」
春香と雪歩と名乗った二人組の女の子は… レストランでいちゃついていたカップルでした。
律子は二人を分析します。
「あの色白さ…紫の装備…あの子、妖魔ね
もう一人の春香って子は… 人間、かな」
ひとまずデビルテンタクラーとの戦闘を再開。
「春香様!これを!『勝利のルーン』!」
「ありがと、雪歩!『ベアクラッシュ』!!」
雪歩という女の子はルーンの力で春香と呼ばれた女の子のパワーを強化し…
春香という女の子は、その力を乗せて手に持った真紅の剣を、轟音を響かせて振るいます。
「おあああああ…!ぐぬぬ、前より強くなってるじゃないかこの小娘…!
だがヤツがいない限りはこの技を防げはしない…メイルシュトローム!」
もう一度津波攻撃。
「春香様…大丈夫ですか!?」
「雪歩は大丈夫? …ならよかった…」
「よくないですよ…!」
「よく解らないけどこっちも行くわよ! 『稲妻突き』!」
「はい!『シルフィード』!」
氷のブレスに、稲妻突き…大分デビルテンタクラーの体力を削ったようですが…
まだ決め手には欠ける。
そんなとき。
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