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チラシの裏 3枚目
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「……ふふ、お前はどうやら私がモンスターだと勘違いしているようだな…
この姿でだ。これだから!!!」
「これだから!!これだから上級妖魔は嫌いなんだ!!」
醜い姿をしたモールは怒りのあまり、行動を早めたようです。
モールはベッドへと潜り…
「はあああああああああああああああああああああ!!!」
女の子の体に取り付き、パワーアップを計りました。
「さぁこれで私の力は先ほどまでの倍!!
今の私に上級妖魔ごときが敵うと思うなああああ!
『邪霊憑依』!『激痛』!!」
更に強力になった特殊攻撃。
「わぁぁあああ…!!」
精神への攻撃で…響はたちまち倒れてしまいます。
その時でした。
「響さあああああああああああああああああああああああん」
窓ガラスを割って巨大なモンスターが。
「がおおおおおおおおおおお!!」
突然響を奥へと避難させ、
モールに向かって怒りの鉄拳。『グランドヒット』でした。
「ぎあああああああああああああああああ!!!」
「い、いぬ美!どうしたさ!」
「あ、あの……この子、響さんの…ペットですかぁ…?」
突如乱入した響のペットが響に代わり登場。戦闘は激しさを増します。
「キラメキラリ!」
やよいが使ったのは黒井から貰った盗賊の指輪。
その不思議な力により…全員の姿が消えてしまいました。
「何…お、お前ら一体どこに…」
「『曲射』!」
あずさは銃をお手玉しての一発。
そして…
「『幻夢の』」
「『濁流剣』!!」
双海と律子の連携が炸裂。
双海が術を唱えると、床に魔法陣が現れ…そこからは巨大な鶏が姿を現し、モールめがけ目から光線を放ちます。
「うぎゃあああ!!」
それは『コカトリス』。モールの体はたちまち石になり…
その石になったモールの周りに律子が…
何と5人現れ、モールの周りを素早く回転し、取り囲んだではありませんか。
そして…一斉に交差し剣で両断。
石になったモールを粉々に粉砕してしまいました。
「……………その子は。」
律子は背を向けたまま。
「……!」
みるみるうちに…顔色がよくなってゆき…
「治りました!!」
「…そう」
ほっと一息つき…律子は何故か、窓へ。
「…え!?律子さん、あの、どうして…妙に必死だったみたいだし」
「……何でもない。…この子を見てると何だか知り合いを思い出すし…
…それに何だか頭痛くなっちゃって。先に待ってますよー、ピヨさん」
そのまま、窓から飛び降りていきました。
「……! …あなた達が私を助けてくれたんですか?」
女の子は目を覚ましました。
「おお、おお…!ありがとう、ありがとう…ありがとう!!」
そういえば、律子には養子に行った家族が2人いると話していましたが…
「指輪ですね、ありがとうございます!」
「いえいえー! …ところであの、何ていうお名前なんですか?」
やよいは覚えておくことにしました。その女の子の名を。
「涼!」
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