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チラシの裏 3枚目
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「あなた…暇だからってこんなところお客さんに見られたら…痛、きゃあああああああああああああああああああああああああああ!!」
「肝臓が悪いようだな…ほら、立って」
どうやら夫婦で足ツボマッサージの途中だったようです。
「ようこそ 私が当医院の院長 双海です」
「…妻です。…やっぱりこんなところ、立地条件としては悪いですよね…お客さんもあまり来ませんし…」
当然でしょう。ここに来るまでに死者も出かねないのですから。
現れたのは、長い黒髪を前に垂らした…眼鏡をかけた細身で長身の、20歳くらいの美形の男性。
看護士でもある奥さんはツインテールで、背中に翼の生えた20歳くらいの美人の女性。
「…あなたが患者さんですかね」
「あ、いえー…違うんですよ……(ヤブ医者かしら…)」
「では…キミかな」
「あ、わたしも違うんです!あの、見てもらいたい人はヨークランドにいて…」
「往診、ですか。私がいないと病院が成り立ちませんしね…しないことにしているんですよ。
…例外は、ありますが」
「…今すぐ、あなたの手でないと助けられない子なんです。…来てくれます」
律子は真剣そうでした。
女の子の症状を書き記したメモを渡すと…
「…そこまでおっしゃるなら。」
怪しい医者、双海はついて来てくれることになりました。
「あ。話はついたみたいですね」
「そちらこそ!」
病院から出ると、戻ってきていました。
「ちゃんとP765ちゃんのバージョンアップ終わりましたよー
…あ。お久しぶりですー、双海さん」
「おお、あなたは確か…ピヨさん。クーロンに来られていたのですか。
…亜美と真美は、元気にしておりますかね」
「…ええ、元気すぎて困っちゃうくらいです♪」
「亜美隊長と真美様をご存知なのですか」
どうやらピヨさんとP765は双海の娘と知り合いのようです。
「亜美ちゃんと真美ちゃんっていう子、どれくらいの歳なんですか?」
「やよいちゃんの見た目より下かなー。12歳なの」
「え!?ピヨさん…双海さんて12歳の娘さんを持っててあんなにお若いの!?」
あずささんは驚愕しますが…
「いやですねえ。妖魔ですよ。20歳以降は数十年数百年、数千年生きようと歳を取らない種族ですから…」
「あの、所で入り口の骸骨ギミックは一体何のために置かれて…どうやって消えるんですかアレ」
律子は双海に聞きます。
「? …入り口にはそういったものは何もありませんが…」
そして富豪の家の、女の子の元へと戻ります。
双海からの『手術』の説明が行われます。
「…いいですね モールに不信感を与えないように戦闘は行いますが、決して過度のダメージは与えぬよう。
モールを女の子に取り付かせるのです。
…取り付けばもう逃げられません。後はモールを皆で倒すのみです」
「…しかしご注意を 取り付いた後は女の子の命を吸い続けます …10分もすれば女の子は死んでしまうでしょう。
それまでに何としても…モールを倒すのです」
「…何度来ようと無駄だ」
激しい重圧。…モールが、現れました。
「来ましたねー!!」
「『雑霊撃』!!」
己の精神を飛ばし相手を呪い殺す攻撃をモールは行ってきました。
「効かぬよ」
双海にそれは大して効いていない模様。
「『切り返し』!!」
響の初級技。
「『ハサミ』!」
サソリ型モンスター、デスポーカーになったやよいはモールを切れ味鋭い腕で挟み攻撃。
「はっ!!」
律子は二刀流の剣で一発。
「『太陽光線』!」
陽術の基本術であずさは攻撃。
「私の腕に収まるがいい」
双海は紫に輝くパンチを繰り出します。『妖魔の小手』と呼ばれる、妖魔独特の特殊装備である様子。
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