レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
眼を閉じて精神を集中。
「はい! ワカツ流剣術奥義之参……!」
見開く。
「『三花
「ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
「!!!」
「きゃあああああああああああああああああ!!!!!!」
「いやあああああああああああああああああああああああああああああ」
突如、タンザーが周囲に紫色の炎を噴出しました。
死の炎の嵐…上級妖魔が用いるそれは『イルストーム』
全員が倒れました。
「…あずさ…さん…!!!」
真はかろうじて起き上がろうとします。
「…わ、私も何とか」
あずさも立ち上がることに成功。しかし…銃が遠くに行ってしまい…術でしか攻撃が出来ません。
「アレをもう一度やられたらひとたまりもないよ…」
「あなたの力借りなくても大丈夫よ、その前にピヨさんが奥義をもう一度…」
「…もう一度……あれ?」
……ぐったりと倒れるピヨさんの姿がそこにはありました。
先ほどの攻撃で一番悲鳴をあげたのは…ほかならぬピヨさん。剣術の達人であろう彼女がどうして?
…答えは先ほどの邪術にありました。
「…思い出したぞ…あれは」
あれは『痛覚倍増』。それ自体にダメージは少なくとも
一度食らった場合、全身の痛覚が異常なまでに増し……
次に何か攻撃を食らったときには、激しいショックで倒れてしまうという呪いの術。
ピヨさんはイルストームで全身を二重に焼かれ、ショックで倒れてしまったのです。
「……ボクたちしかいないよ」
「………………そんな」
「あずささん。…お願いだ。力をあわせないと皆も黒井も…」
「…解りました」
決着のときは迫っています。
「次の一撃までに倒せなければボクらの負けだ。
それには、多分ボクの攻撃やあずささんの攻撃だけじゃ勝てない」
「…重ねるのよね」
「流石あずささん。…うん。『連携』。 …できる?」
「…銃さえあればね…」
「…よし、それじゃボクが攻撃してる間にあずささんは走って銃を取って…
ボクの攻撃に重ねるんだ!」
「……はい!」
「うあああああああああああああああ!!!」
地を蹴り、タンザーへ飛びかかる真。
振り下ろした拳には全身の力が込められています。
一方走り出したあずさは…ヘッドスライディングで銃を手に取り
「『爆砕』!!」
全身の力を込めた一撃、『爆砕鉄拳』のタイミングで
銃を向け…
「『射撃』!!」
発砲。
タンザーが悲鳴をあげるより早く…
拳が叩き込まれ凹んだその場所に弾丸が命中。
…静寂。
「…ダメだったか…!?」
いや。
数秒後に…辺りが激しく発光。
一発
二発
三発。
「ごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
タンザーが………崩れました。
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板