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チラシの裏 3枚目
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ピヨさんの期待をよそに…タンザーは次なる攻撃を。
「ビジュウウウウウウウウ!」
「わぁぁあああああ!!」
やよいの体から煙が。…タンザーが『強酸』を浴びせにかかったのです。
しかしやよいはひるむことなく技を。
「『ブーメランフック』!」
カモフックから得た技。切れ味の鋭いブーメランを投げつけて攻撃するものです。
「ブウェッ!!」
タンザーはその勢いからか、今度は『水撃』を発射。響を押し出し…
「うああああああ!!」
壁に叩きつけました。
「…う」
「「響ちゃん!」」
「響さん!!」
まず一人が戦闘不能に。しかし戦闘は続けなくてはなりません。
「『裏拳』!」
タンザーに捻りを入れた手の甲からの一撃。
…大分ダメージを与えたつもりでもまだ…まだタンザーは倒れません。
「ううー…強いですね、流石に…」
「確かにダメージは与えていると思うんだけど…」
「シュウウウ!」
今度は器官からの攻撃。やよいも使っていた、『針』を飛ばす攻撃です。
「きゃあああああああああああ!!!」
思わぬところでピヨさんにダメージ。
「ぴ、ピヨさーーーん!!」
そんなやよいの足元には何故か…蜘蛛の巣。
「あ…!!!」
身動きが取れない。そればかりではなく…突然蜘蛛の巣のようなものが異常に硬質化、細くなり…
「バシュウ!!」
やよいの体を包み込み…その体を切り刻みました。
「『ブレードネット』…!?」
ピヨは覚えがあります。妖魔も使うとされる戦術。
「ぽぽぽぽぽぽぽぽ」
続けて周囲の器官はふわふわしたものを発射。空から落下させます。
「強い毒性の……胞子!?」
バサバサと音を立てて全員を襲撃。
「…う…」
やよいが力尽きました。
「…これで後3人だけか…!!」
「手ごわいですよ…でももう少し!頑張って!!」
「いきますよっ!!」
「『集中連射』!」
再びあずさは銃をタンザーに乱射。
「『無拍子』!!」
達人クラスの技をまたも。バックステップを踏み距離をとったと思いきや一瞬の抜刀。
「ぎょおおおおお…!!!ぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
タンザーの心臓に一筋の線。
タンザーが…怒りに震えました。
「…ギョ、ギョギョゴゲエエエエエエエエエエエエエ!」
「!?」
タンザーの周囲に魔力の塊が浮き上がりました。
「…『術』…ですって!?」
モンスターは術を扱えません。しかし、モンスターのみがそれを扱えるとされる『邪術』がこの世にはあるといいます。
色は…黒。間違いありません。
タンザーが…まさかこんなものを習得しているとは。
「きゃあああああああああああああ…!!」
それ自体は大したダメージではありません。しかし。
「…何か、全身の感覚が研ぎ澄まされている気がする」
ある程度のダメージを受け、ピヨが目覚めようとしているのでしょうか。
「…今なら!!」
ピヨが精神を統一しはじめました。
「今なら、まだ成功したことのない『あの技』を成功させられるかもしれない
…あずささん、真ちゃん…もう少し、待ってて!」
「わかった!『短勁』!!」
真はタンザーに力を込めた一撃をねじ込みます。
タンザーに伝わる衝撃は…内部に激しい衝撃を生みます。
「ぎょぎょごよぎょおぎょ」
…大分弱っている様子。
「…弾切れね」
あずさは銃をリロード。撃つのは後になりそうです。
「さぁ、その技をお願いしますね ピヨさん!!」
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