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チラシの裏 3枚目
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一行は黒井の部屋の地下からタンザーの深部へ。
近づく、黒井との決戦。…と思われましたが。
「のわああああああああああああああ!!!」
いきなり黒井の叫び声。
「どうしたのかしら…」
「深部は危険…なのにそんな深部と黒井の部屋が繋がってる。どういうことだと思う」
そういえばそうです。
モンスターが密集しているなら、そんな場所に黒井がわざわざ部屋を作るわけはないのです。
…むしろ、モンスターは今までより数が少ない。
「まさか…!」
嫌な予感は的中しました。
「ぐきょ、ぐきょ、ぐきょ、ぐっきょ…」
「たーーーーすけてくれえええええええええええええ!!!」
そこにあったのは、先ほど見たより大きなタンザーの心臓。
「心臓に口が開いている…!?これって…」
「うん。タンザーの…体内の吸収器官…『本体』だ!!」
「た、頼む!! 助けてくれたら指輪でも何でもあげるから…お願いだ…!」
「……どの道そんな状態の人を放っておけはしませんよ
指輪は頂きますからね…」
「行きますよー!!」
メンバーはP765を除いたやよい、あずさ、真、ピヨさん、響。
タンザー本体との戦闘がスタートします。
本体は巨大な心臓、その周りには謎の植物らしきものやモンスターらしきもの。
「周囲にあるウネウネしたものも当然タンザーの一部…
吸収を助けたり、本体に手出しできないように活動するんだ!」
まず動いたのは早撃ちを手に入れたあずささん。
「『太陽光線』!!」
熱線でタンザーを焼きます。
「『払車剣』!」
続いてピヨさんが剣に力を溜めてタンザーに向かって下から上へ払い攻撃。
同時に剣から発した衝撃波がそれに沿って、歯車のようにガリガリとタンザーを削ります。
「『諸手突き』!」
「『ダブルアクス』!」
響とやよいの攻撃が続いた時でした。
「!! 危ない!」
「えっ!」
タンザー周囲の器官が触手を伸ばし、あずさの皮膚を刺しました。
「う!!」
「ぐきょ、ぐきょ、ぐきょ…」
『生気吸収』。体力を吸い取り自分のものとする技です。
「…何てヤツだ」
真が急遽、傷薬をあずさに使ったそのときでした。
「ヴェエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」
タンザーの器官が内部を震わせて奇怪な音をあげました。
「ぐああああ…!!」
「っきゃああ!!」
『振動波』はピヨさん、真の二者の体にダメージが伝わります。
「『精密射撃』!」
黒井に当たらぬよう、注意しながらタンザーの弱点めがけ二発の弾丸を撃ち込みます。
「『天地二段』!!」
ピヨさんはまたもタンザーの上と下の二箇所に斬撃を入れるこの技を。
「!! 今ならピヨに教えられた技が使える気がするぞ…『飛燕剣』!」
響が新たな技を習得。
剣を高速で二度振ることで斬撃を上から下から、弧を描くように飛ばす技。
「飲み込みがやっぱり早い… この分だといつかは…」
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