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チラシの裏 3枚目
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「酷いですよ!?そんなことをするなんて!!」
やよいが黒井に頬を膨らませて抗議を始めました。
「そんなことをするなんて…おじさん、やっぱり悪い人なんですね」
「…お」
黒井の真っ黒な体でも解るほど、こめかみが震えだしました。
「お…おじさんだと!?」
「ムキーーーーーーー!やってしまえ!!」
足で激しく地面を踏み鳴らすと
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
アジト中に張り上げられる部下達の気合。
周囲360度を囲まれての大戦闘の開始です。
「さぁー撃ちますよー」
あずさはアグニCP1を二丁構えて『全体射撃』。
くるくると回りながら、次々に敵に向かい弾丸を乱射していきます。
「『針』!」
近づいてきた敵には、戦闘形態になったやよいが現在の姿…サボテンのモンスター、
プリクタスの針を一斉に槍のように乱射して敵に突き刺していきます。
「『論理爆弾』発動」
P765は相手メカを破壊するプログラムを送信。
「角っ!」
敵の巨大甲虫アームウォーカーが突進してくるも……
「『ディフレクト』!」
響が剣で敵を弾き返し防御。
「おおー、やりますねぇ」
ピヨさんはこの、自身も重宝している基本ながら剣士には欠かせぬ動作『ディフレクト』を
戦闘初心者の響が習得したことを喜ばしく思い…
「それでは私も一つ…」
技を見せ付けるのだった。
「はぁぁぁぁぁ!!」
しゃがみこみ床に手を置くピヨさん。
「な、何だァ!?」
すると一陣の風が巻き起こり…
「はっ!」
飛びあがりました。
「『烈風剣』!」
剣の先から衝撃波を飛ばして敵一人一人に飛ばし切り刻み
剣撃の反動で更に空を飛び続ける空中剣技。
「すっげーなぁピヨ…」
「すぐに響ちゃんも出来るようになりますよ♪」
床にすたっと足をつき、剣を収めたときには、辺りには敵は一人もいなかったのでした。
「それではー、後は黒井さんを追い詰めるだけですね」
「アイツは何をしてくるかわからない…あずささん!…頑張って!」
手を貸す、と言いたいのが本音でも、今は言えないのでしょう。
部下達の部屋で手に入れたミサイルポッドをP765が装着。
最深部の黒井の部屋に行くと…
「むっ!もう来たというのか、頼りのない部下達だ…
…まぁいい。相手をしてやりなさい、カモフックちゃん!」
「おやびん、任せるカモー!」
黒井が裏口から逃げると、のっそりのっそりと現れたのは可愛らしいモンスター。
「ソルジャービル…の巨大版!?」
「ごく稀に成長するとは言われているけど……」
体長2mほどの、巨大な直立したカモの頭に海賊帽と手には銃。
つぶらな瞳の…カモフックでした。
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