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チラシの裏 3枚目
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「VAVAからのメッセージが来た?
…となるとそのカウントは工場の爆弾のものだろう。…罠にまんまと嵌ったわけか」
「どうすればいいかしら、ゼロ…」
「先輩!私と一緒にこのカプセルにアクセスを試みてみましょう!」
「……え?」
「このカプセルは今、エックスさんを送って動きが止まっています。
もう一度作動させることが出来れば、対応する帰還用カプセルもきっと動くはずです!」
「…やってみましょう」
30秒。
「なかなかうまく行きませんね……」
1分。
「エックス……」
1分30秒。
「もう少し。もう少しなんだけれど……」
2分。
「…完了しました!後は対応カプセルの応答を待つだけです!」
2分22秒。
「…あちらのカプセルも作動しました!」
「エックス…」
2分30秒…カプセルは爆発。それは工場の爆発も意味する。エックスの姿は、なかった。
「間に合わなかったか…エックス…!!」
「そんなぁ…エックスさん…」
「エックスーーーーーーーーーーーーー!!!」
オペレーターは…叫ぶしかできなかった。
そしてその後…力なくただただデスクに突っ伏していた。
「…ど、どうしたんだい…!?」
「…む?」
「………まさか」
「ああ。何故か脱出用のカプセルが用意されていたみたいでさ。
俺、VAVAを追い払って…大体あと5秒くらいの所で脱出したら、同じ造船場でも
遠いところに転送されてさ。だからこうやって一人で戻ってきたんだ」
「……………一歩も動いていないが、少し疲れたぞ」
「私もですよ…」
「……………」
「お前のオペレーターは気付いていないようだな。
もう少しの間、エックス殉職のショックに浸らせてやろうか。」
「いいですね、こっそり通信とか切っちゃって……」
「トライアードサンダー!」
「ォオオアアアアアアアア!イレギュラーハンター…貴様…ああああああ!」
磁力でくっつけられていた腕のハサミが離れ、敏感に反応するその2本の髭に電流がまとわりつく。
荒くれ者は激しい咆哮を残し、破壊されていった。
「ご苦労様です、エックスさん!」
「……あら?」
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