したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

73俺的アレンジの入ったロックマンX3 6話後半:2009/04/06(月) 02:16:03
「VAVAからのメッセージが来た?
 …となるとそのカウントは工場の爆弾のものだろう。…罠にまんまと嵌ったわけか」
「どうすればいいかしら、ゼロ…」

「先輩!私と一緒にこのカプセルにアクセスを試みてみましょう!」
「……え?」
「このカプセルは今、エックスさんを送って動きが止まっています。
 もう一度作動させることが出来れば、対応する帰還用カプセルもきっと動くはずです!」
「…やってみましょう」

30秒。
「なかなかうまく行きませんね……」
1分。
「エックス……」
1分30秒。
「もう少し。もう少しなんだけれど……」
2分。
「…完了しました!後は対応カプセルの応答を待つだけです!」

2分22秒。
「…あちらのカプセルも作動しました!」
「エックス…」


2分30秒…カプセルは爆発。それは工場の爆発も意味する。エックスの姿は、なかった。
「間に合わなかったか…エックス…!!」
「そんなぁ…エックスさん…」

「エックスーーーーーーーーーーーーー!!!」
オペレーターは…叫ぶしかできなかった。
そしてその後…力なくただただデスクに突っ伏していた。




「…ど、どうしたんだい…!?」
「…む?」
「………まさか」
「ああ。何故か脱出用のカプセルが用意されていたみたいでさ。
 俺、VAVAを追い払って…大体あと5秒くらいの所で脱出したら、同じ造船場でも
 遠いところに転送されてさ。だからこうやって一人で戻ってきたんだ」
「……………一歩も動いていないが、少し疲れたぞ」
「私もですよ…」


「……………」
「お前のオペレーターは気付いていないようだな。
 もう少しの間、エックス殉職のショックに浸らせてやろうか。」
「いいですね、こっそり通信とか切っちゃって……」



「トライアードサンダー!」
「ォオオアアアアアアアア!イレギュラーハンター…貴様…ああああああ!」

磁力でくっつけられていた腕のハサミが離れ、敏感に反応するその2本の髭に電流がまとわりつく。
荒くれ者は激しい咆哮を残し、破壊されていった。
「ご苦労様です、エックスさん!」

「……あら?」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板