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チラシの裏 3枚目

722サガフロンティア×アイマス T260GP編 第三話 1/3:2009/10/28(水) 02:13:54 ID:51SXWvP20
「よっ」
高い身体能力を持つ蛙、フェイトードを殴り飛ばし
「ほっ」
硬い殻と鋭利なハサミを持つシェルワームも蹴り飛ばし
「えい♪」
女性戦士アクスボンバーには頭から胸に突っ込みセクハラ気味に撃退。


一匹蹴散らすごとにお酒に舌鼓を打つ呑気なピヨだが、戦闘能力は至って高い。
だが…武術としては型が出来ておらず、単に殴ったり蹴ったりだけ。
…どうやら、鍛えられていたからといって体術使いという訳ではないらしい。

「武器がないとやりづらいわね…」
「お貸しします」
ペンドラゴンを渡すが…
「いいの。銃は好きじゃないから」
「そうですか」

狭い地下坑道を抜けて再びガラクタの散乱する地上へ。
「ほら穴が見えるわね…」
「生体反応確認…亜美隊長と思われます」
「…よし、行きましょうか」


「ねーカッコいい兄(c)、降ろしてー」
洞窟内部でロープで宙吊りに遭っている亜美。

その前には、骸骨剣士スパルトイとヒトデモンスターのゼノ。
そして長い前髪の右半分を垂らした黒髪のスマートな男の姿が。

「町の連中が大人しく悪徳さんの言うことを聞きゃいいんだ
 そしたら降ろしてやるさ」

…このボロで好き勝手を行う悪徳の名を聞いた途端、亜美はムっとし…
「へーんだ!悪徳なんかに頭は下げないよーだ!」
罵声を浴びせる。
「この短足!ハゲ、でぶ、ウンコたれー!」

「な、なにーーー!!!」

どれも彼に当てはまっているとは思えない。だが何故か男はムキになり
亜美に拳骨を食らわせる。
「あいたぁーーーー!!」


「亜美ちゃん!!」
「隊長!!」

「あなた達、亜美ちゃんに何したのよ!」
「あ、いやその別に………」
急にしゅんとなる男。だが…
「…いやなんで俺らが小さくなる必要がある…」

男は片足で地を踏み鳴らし、啖呵を切る。
「おらぁ!!てめぇら俺を何だと思ってやがる!?」
「悪徳の手下でしょう」

横にいた骸骨、スパルトイが口を挟む。
「ははぁ、テメェ知らねぇんだなー…この方が何者か」
続いてヒトデのゼノ。
「おうよ!この方こそがかの剣豪のリージョン、
『ワカツ』最強の剣鬼、ダエモン先生よ!!」

「ダエモンセンセイ…データベースにありません」

「まぁある程度腕のあるヤツじゃなきゃ知りもしねぇか…
 俺の名前は出すことすら憚られるもんさ…
 俺様はかつてワカツで最強の名を轟かせたがちょっとあそこじゃあつまんなくなってなぁ…
 更なる強者を求めてリージョン界をちょいと転々としてるのさ!」
腰に手を当てガハハと笑うダエモン。スパルトイとゼノも彼を称える。

「へぇ、そんなヤツがいたとは驚きね…
 …でもそれでついたのが悪徳の部下…?」
「あ…悪徳さんだからこそなんだよ!!」

「そんな強い人となら戦いたくなってきたなー…」
ピヨは足元に転がっていた鉄パイプを手に取る。

「鉄パイプで俺とやるつもりか!?
 舐めたヤツだ…いい度胸だ、
 さぁしかと見ろぃ、俺の本当の姿を!!」




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