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チラシの裏 3枚目

721サガフロンティア×アイマス T260GP編 第二話 2/2:2009/10/28(水) 00:49:58 ID:51SXWvP20
「お、驚かせやがって」
目の前に急に飛び出され、ヴァルカンは思わず一歩退く。
そしてそのまま先手。

「ぐげ!?」
強化されたアームでのパンチ。
「野郎…!!」
バルカンを厚くなった装甲で防御…

「発射!」
バズーカをボディの真ん中に命中させ…リングの端へと吹き飛ばす。
「おおおおおおおおお…!!!」
だがヴァルカンは起き上がる。
「やりやがったなああああ!!」

バズーカになっている両手でそのまま殴りつける。
「姉(c)!!」
亜美も思わず叫ぶ。だが…


P765は腕をクロスさせてそれを受け止めていた。そしてそのまま…
「!」
上になっている右腕でヴァルカンを振り払い
「補足」
左アームに装着された銃、『ペンドラゴン』でヴァルカンの胸部を撃ち抜いた。

「…………が……!」
的確な射撃により、ヴァルカンは動力炉を撃ち抜かれ大破。

「つ、強い…!!!」
「はぁー…大したものね…」

「真美様 任務完了いたしました」
闘機場の喝采に見送られる中、亜美と真美とピヨの元へと戻っていったのだった。



「よし、これで大丈夫!あまり無理はしないようにね」
「有難うございます、ウサ様」
翌日。P765はうさぎの家で目を覚ました。
「だから様はいいって…」

作業台から降りたP765は
「やっぱりそんな格好でも戦闘用なんだぁ…」
真美に話しかける。
「ありがとうございます真美様。 亜美隊長はどちらへ」

「そ、そんな風に呼ばせてるんだ…全く子供だなぁ亜美は…
 亜美なら、姉(c)の部品になるものを探しにいったよ」
部品探しといえばあのクレーターだろう。

P765はすぐさまクレーターへ。しかし…
「…………」
辺りをサーチしてみるが…
「ヒューマンと思しき生体反応数…0」
亜美の姿は見られなかった。

なので今度は闘機場のピヨの元へ。
「いやぁ、凄かったわよー昨日の戦い。」
今日もやっぱりピヨはバーで飲んでいた。
「亜美隊長を捜索中なのですが…」

そこに…なんと慌てた様子の真美が駆け込んでくる。
「ピヨちゃーーーん!! P765!」

「悪徳に……悪徳に亜美がさらわれちゃったの!!
 何とかして!!」

「亜美ちゃんがさらわれた!?」
「亜美がさらわれた!?」
「亜美がさわられた!?それってピヨさんの方じゃなくて!?」
どよめく闘機場。

「『何とかする』とは具体的にどう言った…」
「亜美を助けるのっ!!」

「…どれ、私も力を貸しましょうか」
肩をならして席を立つ酔っ払いのピヨ。
「ほんと!?ピヨちゃん!」

「おいおいー、アンタなんかに何が出来んだ? この酔っ払いねーちゃん」
「まぁ…人数がいないよりはいいでしょうし」

こうして、P765とピヨは亜美の元へと急ぐことになった。だが…場所は?

「亜美は悪徳にクレーターに連れて行かれたみたい!」
「そこにはヒューマンと思しき生体反応は」
「違うの!あそこは地下が作業用通路になってて、入り口から見える範囲なんてごく浅い部分なんだから!」

「何にせよ、急がなきゃならないわね」
「まままま、待ってよピヨちゃん!!」

ピヨはかなり足が速い。相当に鍛えているのだろうか?
「………」
ホバー走行をしながら、ピヨの戦闘能力を計測してみる。

「………標準値を大幅に超えています」
「ん?何か言った?」




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