したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

7俺的アレンジの入ったロックマンX1 8話:2009/03/30(月) 00:21:41
「海を探せ…ね
 でも今、海もシグマの部下が固めてるから
 それどころじゃないのよ…」
「…俺が行くよ。もう、この戦いを早く終わらせるしかないんだ」
「指揮しているのは第6艦隊所属だったランチャー・オクトパルドよ。
 …第6艦隊も離反者が多いわ…」
「他にも居るのか…」

敵の居場所は浅い海に存在する海底油田。
警備の薄い浅瀬を見つけ、そこから侵入する。

「大型メカニロイドの反応が5つもあるわ。相当警戒してるみたいね…」
「先へ進むのに障害になるのはそのうちのいくつだい」
「3つって所かしら… 水中ではファイアーウェーブは使えないからストームトルネードで乗り切って!」

アンコウ型の大型メカニロイドが二度行く手を阻む。
性能は後に出てきたものの方が上で、また足場も狭かったものの、
ストームトルネードの威力の前では敵ではなかった。

「水面に注意して!鯨型の大型クルーザーからの魚雷ね」
「追って来ることはないだろう…合間を縫ってすり抜けるよ」

そしてその次に現れるはウツボ型の大型メカニロイド。
水中を自在に泳ぐこのメカニロイドは行く手を阻む以外、特にこれといって障害ではない。
「体から振り落とされないように頭に攻撃をし続けて!」

そして岩場の中に隠れた油田内部に居たのはランチャー・オクトパルド。
「私は悔いてなど居ませんよ。同じ部隊の友である『彼』には悪いことをしたとは
 思っていますがね… しかし彼も恐らくハンターのやり方には不満を持っているはず。
 私のした事もいずれ理解してくれると信じています…
 さぁエックス。私のこの芸術的な力…見せてあげましょう…!」

「行きなさい!」
オクトパルドが一斉にミサイルの乱射を行う。
「何!?」

オクトパルドは大量の魚雷ホーミングトーピードで敵を押し潰す戦法を得意としていた。
「くっ…!避け…きれない…」
オクトパルドから放たれ、広範囲に広がる魚雷。
オクトパルド自身が大きく動く以上、これから逃れるのは難しい。
そしてその上…

「どうです!!」
更に追尾性能を高めた魚型の魚雷がエックスを文字通り包み込み…
一斉にエックスの体に衝突。エックスの体はたちまち爆発に包まれてしまう。
「ぁああああああああああ!」

…動きが複雑だという問題などではない。
動いて魚雷を乱射する、酷く単純な戦い方である。
だが…並みのレプリロイドでは考えられない量を無尽蔵に生産し、その火力で押しつぶしにかかるのだ。

「さぁこっちへ来なさい…」
続けて体を高速回転させ、渦潮を作り出し…
エックスを捕らえる。そして6本の腕をエックスへと刺し込み…
「…お前…エネルギーを!?」
「私の糧となってもらいますよ!」
削られた体力が更に抜けていく。これほどまでに一方的にペースを握られるとは。
だが…そこまでだった。
「ブーメラン・カッター!」

クワンガーから得たブーメランでオクトパルドを刻む。
弱点とはいえないが、複数ある腕を刻むことは十分に出来た。

「…な、何ですと…私の、私の腕が!!」
「ここまでだ、オクトパルド!」

6本の腕がなくては彼は魚雷を撃つしかない。
その勢いも減り、大幅にパターンも少ない。戦術の少なさでは最早、メカニロイドと大差なかった。

「芸術は…爆発なのです!」
攻勢に転じたエックスのバスターの前に、とうとうオクトパルドも敗北を喫した。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板