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チラシの裏 3枚目
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「…あ、ながれぼし!」
キャラバンの少年は指を指す。
夜空に、まばゆい一つの光が生じ…
きらりと、一筋に流れ消えていった。
「…あれは…!!」
最初の一つから…2つ、3つ…
せきを切ったようにそれからたくさんの星が流れ、落ちていく。
それは、降り注ぐラグナロクの破片。
人と機械の、戦いの終わりだった。
「……ゼロ、…ゼロ…!!」
走り続ける。
…どこまでも、どこまでも。
…けれど、崖の上で…彼女は力尽き、その場に崩れてしまう。
「はぁ…はぁ…」
「………」
結局自分には、ゼロを見送ることしか出来なかったのだろうか?
…いや。 ゼロは最後に、自分達に向けて、希望を残してくれた。
「…あなたが私達を信じたように、今度は私達があなたを信じる…!
…待っていて、見ていて
絶対に、人と機械が手を取り合っていける未来を作るから…!」
切り立った崖で彼女は空から地を見つめ…
金の髪をなびかせる。
これから築くこととなる………
かつて人間と機械がいた、 みんなの暮らしの跡を遠くに見つめていた。
22XX年。…昔、人とロボット、レプリロイドが暮らしていた場所も
もう今は何も残っていない。…あるのは、瓦礫だけ。
彼らは全てを失った。…全てを、零に帰した。
だが…そこからまた、何かが始まるのだろう。
流星雨が降り注いだその日
人と機械は… 戦うことを、やめた。
小さな拳は今、歴史を刻む。
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