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チラシの裏 3枚目

662俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 二十三話 後半:2009/09/15(火) 02:17:35 ID:y4ImMe0g0
「ゼロおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
少女は胸の奥底を叫ぶ。

だが…時はもう戻らない。
「俺を信じろ…シエル!」


「終わらぬ悪夢だ!」

ゼロは斬りかかるが阻まれる。
ラグナロクと一体化したバイルは変身前のように青い球を放つ。
ゼロはそれを避けてバーニングショットを一撃。
「猪口才な!」


バイルはコアであるその頭にエネルギーをチャージ…
「消えうせろ!!」
ラグナロクの主砲を放つ。

吹き飛ばされるわけにはいかない。ゼロは体勢を低くしそれを潜り…
「ぁぁぁあ!!」
バイルに一閃。

「邪魔だ!!」
そしてもう一発。
今度はゼロはバイルの上から突き出る巨大な角のようなものに掴まりそれを回避。



「遊んでやれい!!」
虫型メカニロイドを呼び出すがゼロにより一瞬で破壊される。
そのままバーニングショットで、バイルの防御を少しでも突き抜ける攻撃を与える。
時間がないのだ。

「さぁ…逃げろ逃げろ!!」
チャージし、今度は追尾エネルギー弾を放つ。
ゼロは多段斬りでその弾を破壊、バイルに重い一撃を食らわせる。

「小賢しい…」
バイルはサイバーエルフと同じ原理で作られた、
対象を捉える追尾ターゲットをゼロの周辺に飛ばす。
「!!」
ゼロはそれに掴まり、何も出来ぬままバイルの眼前へ持ち上げられる。
「無様だなぁ!!」
そしてチャージ…

「消えうせろ!!」
主砲発射。
ゼロは力尽くで振りほどきバイルの元へ走りチャージセイバー。
「おのれぇえ…!!」
地球が近づいてくる。


「離れろおおお!!」
今度は下の方に位置する角を動かし、ゼロを貫こうとする。
ゼロはそれに対し距離をとる。


「ぉぉおおおおおお…!!!」
そして最後の一撃。


バイルは主砲を発射…ゼロはそれをまた潜る。
だが…今度は避けない。バイルへと近づいているのだ。



そのまま…バイルはゼロを吹き飛ばす主砲を放とうと力を溜める。
ゼロは最大限の力で……飛びあがり、


「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」
最後の一撃が振り下ろされる。



「この、ワシが…!!?」
ゼロの力は、窮地に陥れば陥るほど高まる。



ラグナロクの全てのエネルギーを受けながら、ゼロはその力の限りに、断ち切るまで力を込め続ける。
「はぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「人形ごときに…!!」

憎しみと破壊は激しき戦いの火の中で最期を迎える。
愛と創造を地上に残して。
「滅べぇぇえええ!!! 滅んでしまえええええええええええええええええええええええええ!!!」


真っ白になった宇宙で何もかもがシルエットになる。
粉々に…何もかもが砕け…消えていった。




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