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チラシの裏 3枚目

659俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 二十二話 前半:2009/09/15(火) 01:06:54 ID:y4ImMe0g0
こうして最後の戦いは幕を開ける。
「ふははははは!!!」

始まるや否や、斬りかかったゼロをゆらりゆらりとワープし翻弄するバイル。
ゼロの背後に回ったところで第一撃を放つ。
「食らええぇいい!!」
掌から青いエネルギー弾を放ち、分裂させてくる。

「!!」
弾と弾の狭い間隔を、弾にあわせて体をずらして避ける。そしてゼロからの最初の一撃はチャージセイバー。
「うぬっ…!」
だがラグナロクコアは超硬質物体。ただでは破壊できはしない。
「ぬはははは…!!」

今度は突然岩の塊を天井近くにずらりと並べ…
「粛清だ!!」
それらを真下ではなく、斜めの軌道で落下させてきた。

「ハァ!!」
チャージセイバーでそれを破壊、バイルに向かい飛びあがり翔炎牙を放つ。
「ぬ…!!小癪な…」

第二波は互い違いに、違う色の岩が混ざっている。…灰色。
「誘導機能をつけておいた!」

ゼロめがけて降り注ぐ岩。それは破壊できないので茶の岩を破壊して再びバイルへ切りかかろうとする…が
これも避けられた。


「小賢しい!!」
手元に巨大な水晶を出現させ、分裂させて飛ばす。
「まるで魔法使いかのような攻撃ね…」
「…奴は……奴は深追いしてはならない…」
戦いの様子を、やっと意識を取り戻したハルピュイアが見つめつぶやく。
「奴は…」

だが所詮は格下。
その後も続けざまにゼロの攻撃をくらい、大分ダメージを与えているようだ。
「力をよこせ!!」

そこでバイルは緑色のエネルギーを周囲から吸収する。
ラグナロク全体から、コアであるバイルへ向かい再生能力の強化を図っているのだ。
だがゼロは構わず、バイルに様々な攻撃を浴びせ続ける。
…その回復量を上回るペースで。

「クヒャーハッハッハ…!! …やはり小手先の手段では通用せんか…
 ならば、仕方あるまい!」


バイルは両手を広げ、そこにエネルギーをため始めた。
それは虹色の光の球になり…

「蘇れ!我が僕達よ!!」


恐るべき技を放った。
死したレプリロイドたちを復活させることや、改造、洗脳などを得意とするバイルの最強の技。
バイルナンバーズを、虹の球体を卵とし次々孵らせるのだ。


「ギチチチチチチ!!!」
マンティスクの鎌。
「シャハハハハ!燃えちまえぇぇぇ!!」
フリザードのバーナー。
「バイル様の御前です、身分をわきまえなさい!!」
ヘルバットの電撃球。
「ノロマはいつまで経ってもノロマなのさ!!」
イナラビッタの急降下。
「ヒヒヒヒヒヒイ!!ごわ”れ”ろ”おおおおお!!」
ビブリーオの電撃。
「裁くであーる!!」
カクタンクの落下。
「燃え尽きなさい!」
フォクスターの炎の雨。
「ゴルルルァァ!!しつっけぇ野郎だ!」
最後にケルベリアンのプレス。


その全てをゼロは記憶のままに回避し、
「…何!?」
現れたバイルに一撃を見舞った。




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