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チラシの裏 3枚目
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「…意外と早くまとまったな」
「時間がないからね。」
「こうしている間にもラグナロクの副砲は地上を焼き続けている…」
「あなたにミッション手順を正確に頭に叩き込んでもらう必要があるのよ」
「そうか。…では確認する」
「まず、レジスタンストレーラーから大型転送装置へ飛ぶ。」
「転送装置の転送回線を確保するには前後左右4つのスイッチを抜く必要がある」
「左と下は俺が…右と上はレヴィアタンが担当する。」
「その後に転送回線を伝い、データ化された俺たちは回線内部を視覚化し…
サイバー空間のようなその通路の最深部の、ラグナロクのプロテクトを破壊する」
「そしてラグナロク中枢へ侵入…内部の者たちを一人残らず破壊し」
「ラグナロクを停止させる… それでいいな」
「よかった、伝わったみたいねゼロ。
…準備が出来たらすぐに声をかけるわ。これが最後の戦いよ …絶対に、勝って!」
「…ああ」
世界の命運をかけた…これが最後の戦い。
砂漠の空の上の、上…さらに上、宇宙から見下ろす『敵』をきつく睨み付ける。
そして…この戦いを終えた後は?
…それは、ゼロには考えられない。
戦うことしか、出来ないことは彼が何より解っているから。
世界を破滅へ導く、血に飢えた破壊神 それが何者かがゼロを生んだ意味だろう。
だが…こうして生まれてきたことには…異なる意味がある。
ゼロは…信じていた。
「………」
青い空は、薄紫色に染まっていた。
「ゼロ」
最後の戦いのときが、やってきた。
「…どうやらラグナロクは、墜落を始めているようです
それだけならばよかったのですが…その落下地点は…エリアゼロのようです」
「ラグナロクの軌道を変えるということだな。」
「…はい」
レヴィアタンとゼロの体は、光に包まれて消え…
戦いの火蓋が、切って落とされた。
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