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チラシの裏 3枚目
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「…」
潜った先には…小さな鶏型ミュートスレプリロイド。やはり彼だ。
「コキャーーー!!お前、またきやがったな!今度こそ俺様がガッチガチにしてやる!」
ゼロを恐怖で凍らせる?それは無理な話であろう。
ゼロはセイバーを引き抜く。
「このフープラ・コカペトリ様を馬鹿にするやつはみんな、止まっちまえばいいんだ!!」
彼には己へのコンプレックスが見えるようにも思える。
小さな己を大きく見せたいという気持ちか。
追い詰められたこのような人物はどういう手で来るのか?油断は禁物。
最後のアインヘルヤルとの戦闘が始まる。
「こきゃあああああ!」
部屋の段差が作動し始める中、コカペトリは素早く突進。
ゼロはそれを飛び越えて、その背中に三段斬りを叩き込もうとするが…
「きゃあ"!!」
コカペトリはそのまま尻をゼロの方へ向け、そこからカプセルを発射してきた。
「た、卵!?オスなのに!」
シエルは驚愕する。
ゼロは発射された卵により三段斬りを中止せざるをえなく、後ろへ飛び
卵に脚が生え、メカニロイドとして動き回るそれを破壊。
アイスジャベリンでコカペトリを撃つ。
「ちめてっ!!」
ダメージはあるようだ。
だが…コカペトリは一切ひるむ様子を見せない。
「溶けろ!!」
あのときの技だ。酸の塊を弾として、複数一気に羽の下から撃ち出す攻撃。
「させるか!」
クイックチャージチップで倍の早さで溜まったその力をコカペトリにぶつける。
「動くなっ!!」
だがコカペトリはその一撃を見舞われても動くことをやめず、
そればかりかこちらに動くなと言い、羽をガンのように飛ばしてきた。
「ぬ!?」
先端には針、羽は刃。空をひらりひらりと舞う羽毛の刃の合間からバスターを浴びせる。
「黙れ!!」
コカペトリはそれでもなお速く動く。
体の中心からくすんだ色のエネルギー弾を発射し、ゼロめがけて飛ばしてきた。
「何…!?」
速すぎる。
ゼロはそれに被弾…ダメージこそないものの
ゼロのボディを一時的にAIから切り離した…止めてしまったのだ。
「もらったぜえええええええええええ!!」
「動け…動け!!!」
それは電波ウイルスによるボディハッキング。
早く体との通信を再開すること。体と心を繋ぎなおすこと。
「きえああああ!!」
「はっ!!」
一瞬ゼロの方が速かった。
ゼロはボディに巣くうウイルスを自らの力で排除し、
体を再び自分の精神の管理下へ置いたのだ。
「行くぞ!!」
飛びあがり…
「墜磐撃!」
空中で柄を両手で握り締め、刃を床に対し垂直にし突き立てる。
「ごぎゃあああああああああああ!!」
チャージセイバーを凌ぐ威力を持つこの技。
弱体化した今があるとはいえ、ひとたび食らえばアインヘルヤルも無事ではすまない。
「貴様ぁぁぁぁあ!!」
力任せに突進するがゼロの速さには追いつけない。
素早く刃を引き抜き、コカペトリから遠ざかりバーニングショットを一撃。
「ぎぇあ!!」
あと残るは一撃といったところか。
…だが。
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