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チラシの裏 3枚目

639俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 十四話 前半:2009/09/06(日) 03:02:06 ID:OjTMeN7U0
残るアインヘルヤルとその部隊は2つ。
その内容を確認してみる。

「今までの作戦はどれも至急止めなければならなかったものばかり…
 コールドスリープ施設からの軍隊、ドリル型潜水艦爆破による大規模地震
 磁場区域からのコンピュータ破壊、空中要塞からの酸性雨攻撃
 灼熱粒子砲で人間を集落ごと抹消、人工太陽によるエリアゼロ焼き払い。
 …どれも危険なものばかりだったけど」

「残りは別レジスタンスベース跡からのナノマシン侵食と
 都市跡の異常動作。
どちらも目の前に迫った危機ではないわ。…少しだけでも休んで、ゼロ」

「…なら3時間だけ休むとしよう 今日中に戦いを終わらせる」


「おお、来てくれたか」
「ああ。メンテナンスを頼む」


「…ふむ。少しでも疲れが癒えるといいのだが…
 ああ、そうだ…ゼロ。君も大分敵のパーツを収集してくれたことと思う
 少し見せてもらう、よ…っと」
ゼロが持ち帰ったパックの中に収納されていた敵のパーツを取り出すセルヴォ。
「…ふむ。…うむ」
何か作れはしないかと、思索を巡らせる。
「……………少しゼロのボディとの相性も考えなければならんな」


3時間後。
ゼロが選んだのはナノマシン侵食を食い止めるミッション。
「…あの木がレジスタンスベースか」
「ええ。別レジスタンスのものだけど」

鬱蒼とした森の中に一本の大木。
その根元がドアになっていて、その扉の中が旧レジスタンスベース、
今では地下樹海となった呼ばれた場所になっている。

「…梯子がないな」
地下へと通じる梯子がない。そのためゼロは
一気に地下深くまで落下することとなる。


「砲台の出迎えか!」
右から左から撃ち出されるレーザー。壁を左右に蹴りながらセイバーでそれらを破壊し落下。

太い植物の茎の上へ足をおろす。
「ベース内全体が木で溢れていると…なるほどな」

壁、天井、通路…全てが植物で覆われた空間。
ゼロは植物の茎をゼロナックルで毟りつつ、
現れる植物型メカニロイドやバリアントらを斬り倒しながら進んでいく。

「ここから一度登るようだな」

通路を登っていくとそこには芋虫型メカニロイド。
狭い通路を回りながらの戦いを制した後にまた落下。

「…上を進むか…それともこの分厚い蔦の壁を毟るか」

ゼロの場合は後者の方が早い。
通路全体が蔦でぎっしり詰まった通路をどんどん突き進んでゆく。


「…不安定な足場に出たな…下は……見えないな」
蔦の向こうの通路に出たところでさらに奥へ飛び移り…

幼虫メカニロイドが俳諧する縦穴を登った先に敵はいた。


「あら?いらしていたのね」




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