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チラシの裏 3枚目

632俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 十話後半:2009/08/26(水) 16:57:28 ID:riEKi5s.0
「らああああああ!!」
火炎弾が兵の山に次々と線を引いていく。
「参っちゃうわね」
彼女の周囲のバリアントが吹き飛ばされ、叩きつけられていく。
「はぁっ!!」
刃が叩いた地が周囲にエネルギーを撒き散らし、黒きアーマーたちを一掃する。

基地を取り囲んでいた5000の軍勢は15分で全滅、巨大な監獄に手分けして突入することとなる。
ゼロは屋上から、ファーブニルは1Fから、レヴィアタンは上層部から侵入することになった。

「ぉおおおおおおおおおおお!!」
「…何だこいつは」
ゼロを倒すべく屋上に咆哮を轟かせたのはイレギオン23.
かつてレプリフォース大戦の発端となったスカイラグーン事件でゼロが戦った相手を今世紀によみがえらせたものだ。

「本体は空中に浮いてやがるのか… ははーん、確かこいつは…」
ファーブニルの前に現れたのはD-2000。
ナイトメア事件でエックスがハイマックスと遭遇する直前に戦ったイレギュラーの改良版だ。

「さて。プロペラが邪魔ね」
ファンを切り落とし突入するはレヴィアタン。隅々までバリアントの警備が行き届いているこの基地の中で、数少ない警備が手薄な場所だ。
それでも直角屈折レーザー砲なども完備されている。手早く砲台を破壊、ファンもバリアントもなぎ払い扉の奥へ。
「…あら?」
どうやら正解だったようだ。巨大な吹き抜けにかけられた一本の橋を渡った先に囚人の捕らえられた牢屋の入り口が見える。

「………。」
だが、勿論そうは行かない。ガチャリと音がし、重い重い声が響きわたる。
「オンナァ…!?ハナシガチガウナ…オマエ、ダレダ…」
「………ネオアルカディアに所属していたなら、私の名前くらい覚えておくことね
 私でもあなたの名前くらい知っているわよ ヘル・ザ・ジャイアント」

かつてドップラー博士の事件でイレギュラーハンター本部を襲撃したイレギュラー、マオー・ザ・ジャイアントの後継機だ。
「濡れ衣を着せられてここに投獄されたと聞いているけど…私の邪魔をするなら戦うしかないわね」
「ゼロ、ゼロハドコダアアアアア!!!」
「ゼロ?」
「オレハ ココヲ マモッテイル…。バイルカラ、ゼロカラココヲ マモリトオシタラ シャバニ デラレルト キイタ!」
「成る程…」
両腕にはレヴィアタンの背より大きな直径の鉄球。超巨大レプリロイドとの戦いが始まった。

「イクゾオオオオオオオ!」
腕を合わせ、床へ勢いよく叩き付けると高い衝撃の波が発生する。

「相手がファーブニルならこれも受けてくれていたでしょうけど」
壁を蹴り、ジャベリンを一振り。
「私は四天王1身のこなしが軽いのよ」
反対の壁も蹴り、ジャベリンを下に構え頭を突く。
「…硬いわねえ」
チャージの構えに入る。

「スピリットオブジオーシャン!」
氷の竜は勢いよく飛んでいき、ヘル・ザ・ジャイアントの頭を一撃。
「まだまだ!!」
槍先を飛ばし攻撃を続ける。
「ウォオオオオ…」
「これでどう!」
飛び上がり、ジャベリンを高速回転。ヘル・ザ・ジャイアントの頭を何度も削った。
「巨大メカニロイドなんてものは大体これで倒せるはずなんだけど… 随分強化してくれたもんね」
息をついていると…
「はぁ!!」
「ヌォオオオオオオオオオオ!」
上の階から飛び降り、ヘル・ザ・ジャイアントの頭に強烈な一撃を浴びせゼロが現れた。

「…これを食らってもまだ倒れない。大したものね
 …それはそうと。ゼロ、こいつはあなたを待ってたみたいよ」
「オマエカ…! オマエガゼロカアアアアア!」
「…そうだ」
相手をゼロに変え、ヘル・ザ・ジャイアントの戦いは続く。

「ツブシテクレルワアアアアアアアア!」
両腕でゼロを挟み込むように叩き付ける。
ダッシュでこれを潜ったゼロは壁を蹴り頭にアイスジャベリンを一撃。
「ヌウウウウウ!」
左腕でゼロを殴りつけようとするも…
「そこまでだ」
セイバーで超硬質の腕を破壊。もう片方の腕も切り落とし…
「沈め!」
上からチャージセイバーを浴びせる。

その激しい衝撃はヘル・ザ・ジャイアントの巨体に激しいひび割れを生じさせ…粉々に砕け散らせた。
「ヒカリヲ!!! ヒカリヲクレエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!」


「上の階で見た通りなら この奥がネージュのいる部屋のようだ」
「クラフトとの戦闘もあり得るわ。私は脱出経路の確保に向かうから…あなただけで行ってきて」
ゼロは扉を開けた。




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