したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

63俺的アレンジの入ったロックマンX3 2話:2009/04/05(日) 01:49:01
「あ。そういえば君、髪型変えたみたいだけど…どうかしたんだい?」
「…イメージを変えてみただけよ。気にしないで」

オペレーターは以前とはうって変わって、カールしていたセミロングの髪を後ろで束ねていた。
以前の方がやや女性的な印象を受けていたが、今度は仕事のために生きるといった様子だった。

「近々、ハンターに就職するかも…。まあ…その時は宜しくお願いね」
「研究の方、上手く行っていないとか…?」
「…あまり聞かないで」
オペレーターは言葉を濁したまま。
深く追及は行わず、今は目の前のミッションに専念することとした……お互いに。
「転送!」


着いた場所はドッペルタウン中心都市部。
ただし…気温はマイナス50度。季節はずれ所の問題ではない、すべてが凍りつく極寒の町となっていた。

「………この氷を早く溶かす必要があるわね。
 ドップラーの研究所までは地下道を通るわ。急いで!」


ドッペルタウンは大平原を中心とし、
都市を中心に生活と関わる小型施設の多いイーストブロックと
スペースを要する大型施設の目立つウエストブロックに分かれている。

氷で滑る都市の地下に差し掛かり、大きな部屋を超えた辺りで通信が鳴る。
「そこから暫くは俺が交代しよう」

その高い攻撃力で地下に潜む敵たちをなぎ倒すゼロ。
マンホールから脱出、ドップラー研究所近辺まで来た所で猛吹雪が視界を覆う。
「降雪機の暴走のようです!ゼロ隊長、降雪機の場所まで案内しますね」
「頼もう。」
スノーバイクを乗り回すレプリロイドも何のその。
ゼロのビームサーベルにより、人工雪を発生させていた装置はすぐに破壊された。

「それでは向かうとしよう。正面入口から堂々と入ることもない
 3階の窓から侵入するぞ」
「…無理です。塞がれていて、1Fの正面玄関以外は…
 あ。けれどどうやら3階のその部屋には何か古い物の反応があるみたいですよ」


「俺では開かんな…すると、ここまでか。エックス、交代するぞ」


ゼロに代わり、エックスがその場へと転送される。
「エックス。ここではお前をまた覚醒させるべく、フットパーツを授けよう。
 以前のパーツでは出来なかった「バリアブル・エアダッシュ」が使えるはずだ」
またも力を得たエックスは、バリアブルエアダッシュという機能を試してみる。
なるほど、今回はジェット噴射の力が強まり、上にもダッシュできるというわけだ。

窓から地面へと飛び降り、改めて1階からドップラー研究所へと突入する。
「フロントから高エネルギー反応を感知。特Aクラスのレプリロイドね」


玄関を潜るとそこには巨体のレプリロイドがいた。
「……ブモオオオ…」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板