したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

626俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 八話 前半:2009/08/23(日) 02:52:26 ID:jHlPbiXM0
「ゼロ!!…これは、命令よ もう休んで」
「…残りの部隊が作戦を中止するのならばな」

そんなはずはない。
「………でも」

と思われていたが。
「! 灼熱粒子砲、人工太陽、居住区跡、地下樹海が機能を停止しました」
「…何」

あり得ないことが…起こっていた。
一斉に…残りの4人のアインヘルヤルが動きを止めたのだ。

「…却って怪しく思われますが」
「怪しい、どころじゃないな」

そしてその行動の真相はすぐに明るみになる。
「!! …エリアゼロ近辺に膨大な数のエネルギー反応!
 バイル軍の総攻撃と見られます!その中での
 ミュートスレプリロイドと思われる反応数…8!」
「8!? そんな」

「オペレーター、早急にエリアゼロへ転送を頼む」
「わ、わかりました!!」
「ゼロ…!」


エリアゼロの川岸に降り立ったゼロは岩場を走りぬけ、バリアント兵との戦闘を開始する。
「数が多いな…」


「こきゃあああああ!!」
「アインヘルヤル…」

目の前にはミュートスレプリロイド反応1体目…
コロニー内部で出くわした最初のアインヘルヤルがいた。
「よくも半分も俺達の仲間を倒してくれたなゼロおおおおお!」
「すぐに黙らせてやろう」

セイバーを抜き鶏の駆除を始めようとする。
「溶けろぉ!!」
鶏は羽を舞わせると、酸の塊と思しき球を発射する。
早速それを始末し、アインヘルヤルへと斬りかかろうとするが…

「はぁあ!!」
ゼロの背を光の刃が多数駆け抜け…酸の塊をあっさり貫いたのだ。
「こけっ!?」

「…レヴィアタン!」
「久しぶりねゼロ」

バイル軍を追う者はゼロのほかにもいたのだ。
「あなたは人間を守りに来たんでしょ?
 この鶏チャンは私に任せて、早く行きなさい!」
「ああ」

流れるコロニーの残骸を飛び渡り、川を渡り森林地帯の入り口へさしかかる。

ヤドカリ型メカニロイドとバリアント兵を倒しながら森の上り坂を進んでいると…
「!?」
ゼロは反射的に飛びのいた。
うごめくものがあったから。
「ギェアアアアアアアアアアアアアアアアアウ!」「ギェエエエエエ!」「ミィイイイイイイ!!!」
枯れ葉の中に姿を隠していた食虫植物型メカニロイドの群生が、ゼロを捕食せんと姿を現したのだ。
「グジュルグジュル…」「ギチェアァァァア」「アアァァァァグ」
「アーーーーーーーーーーーーーーーー!」
中心から巨大な口が開ける。その中からは…
「あらあら…ごめんなさいね、この子達誰にでもなついちゃうものだから♪」
植物の姿をしたアインヘルヤル。
「強酸でじっくり料理してあげるわ、英雄さん…」

だがその瞬間
「きっしょく悪りぃいいいいいいいいいいいいいい!!」
食欲旺盛な植物メカニロイド達に放たれたのは轟々と燃える火球。

「く…」
やはり彼も生きていた。
「おう、ゼロ!」
「ここは頼めるか」
「お前に人間任せるのはシャクだけどまーここは仕方ねえ!」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板