したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

624俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 七話前半:2009/08/22(土) 23:19:02 ID:8UteCZqU0
ペガソルタのEXスキルを手に入れ、地上へと戻る。

「そのまま磁場区域のミッションに移っていただきたいのですが」
「そのつもりだ」


雷の落ちる中の磁場区域。
鉄骨が無造作に転がっている採掘場跡からは強力な磁力が発生している。
「砂鉄が舞い上がっているな…」

上向きに…下向きに。レプリロイドもメカニロイドもボディを引き寄せられる。
とても戦いに適した場所とは思えない…が。

「ここから発せられる電磁波がエリアゼロの環境維持装置を破壊しているとみられます」
磁力との格闘がここに始まった。


まず採掘場内部に入る前に敵との対決となる。
「武雷突!!」
バリアントを突きのEXスキルで一撃。それに加えて発せられた電流が地を伝い、
地に足のつくメカニロイドを感電させる。

「氷月刃」
続いて氷を纏わせたゼットセイバーを地に走らせ、研ぎ澄まされた氷を刃として発する。
これにより、磁力で地面に縛り付けられた敵は即座に一掃することが可能。

「内部は大量のトラップが仕掛けられていると見られます」

内部はゼロの予想をも超えるトラップの数だった。
地面は極性を持った床で、磁界を発生させるポイントを潜らせることで引き寄せたり離したりするもの。
そしてそれは他のものも同じなのである。…爆弾でも。

「爆弾が自動的に近づいてくるというわけか…」
宙に浮いた、極性を持った爆弾が遠ざかったり近づいたり。
敵の攻撃もあることを考えると、回避は困難なものとなる。

磁極トラップの一部ともいえる、自らが発する強力な磁力により動きを変える敵の腕をゼロナックルでもぎ、
自分の腕に装着…磁石爆弾を弾き、または無効化するなどして先へ進む策を見出した。

「これで磁力を使えるのは相手だけではなくなったわけだな」
爆弾を

そして上の階へ向かうための足場には電流が流れ、
放電と放電の合間のタイミングを見計らって乗らなければ感電するというものが。

それらを全て、無傷で乗り超えたゼロにまた敵が現れる。
「…何だ」
採掘場の出口の部屋を自由自在に変化させることの出来る、巨大メカニロイドらしい。
「厄介事を起こされる前に倒すか」

動きは鈍く、行動といえば天井を吊り上げたり小型メカニロイドで攻撃をするばかり。
回転斬りも交え手早くこれを倒したゼロは、採掘場から出、アインヘルヤルのいるノイズの発生源へと向かう。

「上の電線には高圧電流が流れていますので、近づかぬよう…」
「電柱にはどうだ」
言うが早いか、ゼロは自身のチップを組み替えていた。
「…で、電柱ですか…?」

「ええ、電柱には触れても問題はないかと思われます…が」

ダブルジャンプのチップ。
宙に浮きながら、宙を蹴り更に跳躍することの可能なこのチップを使い、ゼロは
高い高い電柱の頂点へと上り詰めた。

「どうやら念のためか、破砕装置まで電柱に括り付けているようだが…」
電柱から電柱の間は非常に離れているが、ダブルジャンプをつけたゼロの跳躍で飛び越えることは容易。
全てを飛び越えてゼロは進み続け…

「器用な敵だな」
絶縁性能のある爪で電線に掴まっていたバリアントを真上から粉砕。
そのまま真下へ落下した後、近くの作業用削岩機も2機破壊。
アインヘルヤルのいるエリアの扉を潜った。

「ん”ん”ん”ん”も”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”」
その声は…低く、濃く、太く、強かった。
ゼロの3倍以上はあろうかという、重厚なウシ型の巨体の持ち主。

「おではー…ア、アイン…アインヘルヤルのー…」
「…」
「一人の”…ミノ…ミノ・マグナクスだぁ……」
「おではー…」
「…」
「おでは…つよいど…」
「…」
「おでに、かかれば…お前だど、あー…ああじで…ごうじで…」
「……」
「ギッタンギッタンのー…」
「………」
「ペッシャンコにー… あー… して、やるどー…」
「悪いがお前のおしゃべりに付き合っている暇はないんだ。こっちから行かせてもらうぞ」
「んも!?」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板