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チラシの裏 3枚目

622俺的アレンジの入ったロックマンゼロ4 六話 後半:2009/08/22(土) 01:39:55 ID:8UteCZqU0
「はあ!!」
彼の両腕は電流を帯びたレイピア。その腕全体から発した雷を槍のようにして地面に突き刺す。
左、続けて右。ゼロめがけて放った二つの槍は床へと突き刺さり、その間に電流を走らせる。

それを飛びこしつつペガソルタにチャージセイバーを一発。
「くっ…!?」

続けてバスターを放ち、ペガソルタがよけたところに飛び掛りもう一発。
「おのれえええ!」

怒りに震えたペガソルタはそのままチャージを開始。
体中に電流を帯び…

「天罰だ!!」
両腕の先端から電流を発生させ、レーザーのように壁を、床を焼く。
体勢を低くし電流を潜ったゼロはそのままペガソルタにけん制のバスターショットを一発、
これをよけたところをチャージセイバーで叩き落す。

「うぬっ…!!貴様!!」
両腕で掴みかかろうと急降下するペガソルタ。
回避しつつアイスジャベリンを放つ。

「おっと」
攻撃をよける。
「…全て見切った もう貴様のその単調な攻撃は効かんぞ」
「…」
「空で私に敵う者がいると思ったか。お前に出来るのはただ…そう、もがくことだけ…」

ペガソルタは意気揚々と複雑な軌道で飛行を始める。
「もがけもがけえええええ!!」

奇妙なその軌道を見切ることは容易ではない。
ひとまずペガソルタの下を潜る。

「さぁ、最後だ!!」
ペガソルタがまたもチャージを行う。
…電流を発するのか?いや…違う。

「てああああああああああ!」
電流をまとったまま、自らが雷の弾丸となりゼロに突進してきたのだ。

ならばとチャージショットを放つが…弾かれる。
「なるほどな」

強風の向きは…ゼロに対しては向かい風。
「はっ!」
ゼロはペガソルタを飛び越し、着地。風の影響で通常より近い位置での着地となった。

「ちょこまかと」
突進を終えたペガソルタが背後から急降下を始める。ゼロを掴みに。
避けるはずのペガソルタが何故そんな行動に出たか?

ペガソルタは確実に掴み、放り出せるものと思っていたからだ。
「…」
そのタイミングで攻撃などできるはずもないと。ましてや…
一撃で倒されることなど考えもせずに。


ゼロは降下してきたペガソルタに風向きを利用し高速で接近。
ペガソルタの腹部にバスターショットの銃口をポイントし…
「アイスジャベリン」

零距離発射。
銃口から最大出力で放たれた氷の槍は驚異的な貫通力でペガソルタの体内を串刺しにし、
内部からボディそのものを炸裂させ、瓦解させてゆく。
「虫けら…ごときに!?」


「…嘘だ 私よりお前の方が…優れているというのか…
 いや、それはあり得ない…私は、死に様すら美しいのだから…!」

ミュートスレプリロイドの大爆発は雲を遠くへと追いやっていった。




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